大地の癌 Ⅰ 序章

小さな「囁き」を知ってるかい?

何処かで聞いたのに、だぁれの声でもない。

「何か」は居るはずなのに、其処は唯の空気。

でも、それはいつでも君に囁いている。

この世界の不思議と、他の世界の理。

君は知ってる。君は助けなきゃ。

あの日、心に誓った約束を果たすために。

君には力がある。君には勇気がある。

君は形のないものを見定め、深淵からの言葉を聞く。

それは、遠くから大きく発されて、辿り着くまでに小さくなった、「囁き」なんだ。

ようやくたどり着いた星の光みたいに、ずっと昔からそこにあった。

レミリア、レミリア。君はまだ眠っちゃいけない。

これから不思議なショーが始まるよ。