大地の癌 Ⅳ 序章

たくさんの出逢いがあったね。

たくさんのお別れがあったね。

たくさんの再開があったね。

二つの「運命」が一つになる。

そんな時までを綴った物語さ。

どうだい? 楽しかったかい?

長い長い旅を歩いてきて。

少年達は夢を見てる。

少女達は手を取り合う。

「未来」は、常に子供達のものだ。

「世界」は、常に形を変えてゆく。

「過去」になって降り積もる芥。

その丘の上に立って宙へ飛び立つ。

それがハッピーエンドなのだとしたら。

その先へ行こう。

いずれ、物語が進み出す時に。