粒子
Words,Sound:LuNa RhyThm
凍る大気 夜に響く
遠き声が 凛と
冷えた霧が 銀河に舞う
虹砕いた 八色
彼方の地へ 星を渡る
あの流星 零れるまま
月明かりに 青き眼
光らせてる 闇の底で
春に遠い 季節なれど
鮮やかなる 天空
凍結した 眠る祈り
深化する音 淡く
響きはその 粒子を消し
茨の花 凍えるなら
満ちた海に遠く探す
魔者達もいくつ数え
星を読んで海を渡る
遥かな宙 続く限り
凍る大気 月に響く
遠き声が 凛と
冷えた霧が 銀河に舞う
虹砕いた 八色
刻む鼓動 手指響き
やがて解ける 真空
時雨を待つ 焼野に在り
明日を待てるだろうか
熱を灯し記憶を持つ
機械なれど有機的な
紺碧への便りも無く
いつの頃か息吹に舞う
星の残す 影なれとて
幾ばく無い 光の粒
けれどそれは 確かに今
この星にも 届いている
誰かの声聞いた いずこへの便りを
音もなく呟く 緑はもう焼けて
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