舞姫
Words,Sound:LuNa RhyThm
飛白の布には雨粒集め
息吹は天をも動かすだろう
不気味と影 笑う蜥蜴 告げる峠 乾いた嘆き
遊びましょう 死へと向かう 遊戯歌う 罪をと問うに
狂気に降る 雨を香る いずれは来る 朽ちて終る 水の流るる
無限幽玄永久の時も読めぬ数多
化生魔性の声音 朔宵にてかざす
散る火花と戯れ 天を仰ぐ仙女
奇怪な恐怖を得て 闇と名付けた意味
時雨の闇夜に飾るる彩は
恐怖を得てこそ無垢なるだろう
刃を持て 断罪にて 血染めの糧 贄食らいては
鬼となるか 蛇となるのか 罪は謳歌 天地に罷る
雨雫に 飛べぬ鳥に 囁く世に 閉ざす永久に 明ける庭にて
人とも魔とも呼べぬ境界の地にあり
獣の皮を着ては孤高の神崇め
夜を見透かす眼 うねる枝葉を聞く
遠く近く騒ぐ音 木魂呼ぶは妃
雷鳴轟く空白なれど調べは清かな花へとなろう
いつのかほどかに露へと還る
朔宵欠片も残さず食らい
作り笑え 鬼子と成れ 主我に狂え 羅刹の刻へ
花吹雪も 砕いた雲 何時をも 雨にくぐもる
鬼となりて 蛇となろうて 罪は負うて 天地に結いて
雨雫と 成りて真 光の下 八百万問う
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