空白の空に描いてみた絵は
溶けて朽ち果て泡のように逃げてしまうけど
手の中には雫が残るから
ほうき星の燃える夕暮れを見つめた
旋律は月のように形を変えて
満ちては欠けて 絶え間なく光を刻む
振り子が軋む時計の中に
隠れていた最後の子を見つける
囁いた暗号を打ち込めば崩壊
金属の街は樹海を得る事無く
砕けた星の粒が視界を覆って
降り注ぐ海に僕に砂に
星の混じる砂浜で
月の子は見つめてる
残照が消えるまで
消えるまで
Copyright © LuNa RhyThm