100 「アンチテーゼ」

淡々淡々 点々点々 深々深々 凛々凛々

燦々燦々 滾々滾々 森々森々 段々段々


冴えた光 木漏れ日 苔むした 岩場に

流れ刻む 時と水と 風が唱う 息吹は


不可侵で あるが故 美しくて

謎のよう 謎を解く 答はない


その循環を「全て」とし

その世界を「真理」とす

この惑星を「森羅」とし

この生命を「万象」とす


統べるものは 恐れるものではなく

深き森のように 触れてはならない

異邦の神を恐れるならば

決して解けはしないだろう


森は絶えず息を続ける

この惑星が光を失う

その時まで