106 「Die」

両極に存在すると仮定される

「死」と「生」の循環は

常に瞬間的な流動の中


生まれ出でたものは既に死に寄り添われ

見守られている


恐れるなら安息はないだろう


他の何者でも絶対的な存在に守られてると

信じられるなら

涙を流していた「死」はあなたを抱擁し

穏やかな眠りへと導いてくれるだろう


「あなたの望む世界は?」と問われたら

「あの流星の来た彼方へ」


僕はそう答えるだろう