感情が無くなった人間が
沈黙と言う鎧を着せられて
老いる者の願いがかなわないことを
黙って心臓に植え付けていたって
分かってる?
結局は利用価値しか望まれてない
そのことに気づいてはいたけど
命の短い者の夢 壊すのはその命が尽きた後で
十分でしょう?
死ぬのを待っていたのは 本当の事
いつかいなくなると思ってるから
それまで黙って待っていたけど
笑うこともわがままなのなら
それはもう人間ではないでしょう
思い通りになるだけの
お人形が理想で
その人形が思い通りに動かなくなったら
故障したって言って作り替えようとする
支配者を気取るのなら
その死を待たれることも覚悟せよ
その時が訪れたら
薄く微笑まれることを
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