鍵盤を叩くように奏でるような言葉を
歌うように泳ぐ かいくぐって逃げる
常識と言う枷をはめようと
「大人」達は競争で何もない僕から
選択肢と言う可能性を奪い去ろうとする
窒息させる前に刺し殺されるとは思ってなかった?
轢き殺す前に撃ち殺されるとは思ってなかった?
結局首をひねられ死んで逝く
鶏と同じ飼い殺しの運命を
選んだのはお前達で
餌にありつき雨露をしのげる
それだけの理由で選んだ自分達と
同じ世界しか提示しようとしないんだね
無駄にする時間はないんだ
凶器を持って瘴気を漂わせ
忍び寄る「無」を殺すために
瞬きはせずに息をひそめてる
ギリギリ刻む秒針が
12を指した
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