電気的な音階は科学的に整えられて
赤い一つ星を落下させる 永久に辿り着かない彼方へ
燃え尽きるか否か 大気を持つ星に呑み込まれて永劫
進化論が否定されるときに 新しい何かが生まれる
それを異端と呼ぶなら 神はいないと言った科学者も
弔いの言葉など期待していないだろう
動かなくなる体 何度祈ったとしても
呼吸器を外せる日は
二度とこないのだから
それを幸と呼ぶか不幸と呼ぶかは
他人の決めることじゃない
電気的な音階が化学的に整えられた
心音を刻む限り
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