025 「See you later」

命の途切れそうな時

助けを呼べるものは幸福だろう

人知れず途切れている事も

無いとは言えない儚さなんて

儚さなんて言葉で繕えない脆さがある


与えられた時間

そんなものに最初から

決められていたわけじゃなくて

HELPのサインを出すことが

遅すぎただけなんだ

キャラメルを一粒

珈琲を一杯

今日も僕は生き延びました

明日も明後日もその次も

生き延びれるかは分からないけど


いつも眠りに就く時は

楽しい日々を想像する

だけど少し今日だけは

不可解な脈と命を読む

どうか途切れていませんように

この道のこの命この祈り

もしも途切れているのなら

せめてお別れを言わせて下さい

いつも通り


じゃぁ、また後でって