ハッカ飴 飲み込んだ
いやにぎらついた 北極星が
グルグル渦を巻く 星の流れに
乗り損ねて 唯の目印になる
時間ばかりが溢れて
たぶん音にしてみたら
オーロラの音色を鳴らしながら
星雲の向こうに飛んで行く途中なんだ
アカシック・レコードを探している人々は
光の粒子を捕まえようと
ずいぶん遠くとずいぶん近くを
行きつ戻りつ 忙しない事だ
溢れているのは時間だけで
持っているのは時間だけで
ほんの少し考えてみたら
答えは至って単純なんだ
暗黒物質は食べれるのかな
きっとハッカ飴みたいに
透き通った味がするだろう
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