光は雪のような感触で
一片 二片 舞い散って溶けた
少しずつ変わって行く真空の底
はじけた指先から滲みだす
想い 気配 揮発 消滅
残る感覚 水面を揺らぐように
僕の血液に冷たい波紋
清らかな水に浸されて
眠ったまま覚めなければ良いのに
どうして また 朝は来るんだろう
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