043 「使命」

世界が終わる日に待ち合わせをしよう


そこには幼いものも年経たものも

たくさんの時を待つ者がいるだろう


抱えた小さな部屋をきれいに片づけて


月日の沈む丘の上 のびる影に目を向ける

緑色の太陽が沈んだ瞬間がその時だ


両の手の中の宙を解き放ち

真雪の一片のような輝きが

遠ざかるのを見守るんだ


それが最後に与えられた使命で

後は崩れて逝く大地の中 目を閉じて沈んで

消えてしまうだけ