066 「soul」

死にかたを選ばなきゃならないなら

君が誇れるような

息続けること苦しまないような


生き延びるのはすごく難しいけど

檻を出る日に ズタズタになった魂

癒せるなんて思いあがっちゃいないけど

息続ける事を忘れないでいた

君を誇ろう


なんでここに生きているのか

その問いに答えられなかった僕は

その答えを探しに出かけたんだ

見つけたのは 唯 息続ける事を許されてる命

一瞬も一秒も

何かを守れる魂であるように


戦士になるために育てられるんだ

投げ出したくなっても 逃げ出したくなっても

戦わなきゃならない時は来るから

そのとき 守るべきものを 見つけ出せるように


その死は命をかけるに値するのか

問いは形を変えて

何度となく僕を揺り起こす

息は続いている

例えば明日僕が死んでも

息は続いている