曇り空の花霞
月夜の目眩と残骸が
信じられない僕と
無情と呼ばれる世界に
転がっている地面の上
アスファルトの感触
自滅的な無表情
崩れた笑顔はいびつ
失格と呼ばれても
生物としては上等
骨と化すもの生まれ来るもの
信じられるものを真実とするなら
見つけられるまで探す気分で
長い長い空白を想う
宙がずいぶん澄んでいて
重力を無視して飛んで行くまで
待っていて まだ少し ほんの少し
呼吸を続ける有機体でいるから
夢を見て言うの?
夢を見ているの
僕の世界終わる日に
まだあの星たちが存在していることを
夢を見ているの
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