湖 浮かぶ 躰 白色
見つけた時は ドラマの終幕
君は標本のように 真っ白になって
湖 浮かぶ 命 失くして
不思議と 怖くは無かったんだ
胸をつぶした蝶を箱に飾るように
記憶の中に一抹 写真のように切り取られてる
君の姿は Sleeping beauty
誰かに知らせなきゃ そんな風に思いながら
真っ白な君を 黙って見て居たかった
僕は君のドラマの視聴者で 登場すべきじゃないんだろうけど
電話をかけたんだ
「もしもし? 今日、一人そちらに逝きました」
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