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時々徒然

隠しブログでポエている

隠しページに設置してある、隠しブログで、時々ポエポエを展示しています。自作カテゴリーにも、ちゃんと「ポエる」って言うカテゴリーがあって、今のところ30件以上はポエてあります。

読んだ人が元気になるとか、胸がキュンキュンするとか、そう言うハイになるポエではありません。分かりにくいと言えば分かりにくいでしょうし、分かりやすくしたところで「安い早い辛い」になるだけなんですよ。「辛い」の読みは、カライでも良いしツライでも良いです。

かといって、僕の心の内が辛いわけでもないのです。虚無の日もありますし、疲れ切ってる日もあるし、イラっとする元気がある日もあるし、美味しいアイスクリームがある日もあります(今日)。

ブログで密かにポエるくらいなら、ピクシブに展示すれば良いのに…って言う事に、3ポエ書いてから気が付いて、4ポエ目をピクシブにアップしました。

全部平仮名で書いてあって、一言ずつを「。」で切ってあるので、読みずらい詩ですけど、興味があったらPixivの「夜霧ランプ」ページで「スズメの戯れ詩」の、今のところ読み切りページを見てみて下さい。

一瞬シリーズにしようと思ったんですけど、今でも週間連載の文章量を減らしてるくらいなんだから、無理はすまいと思って読み切りにしました。

スズメと言うのは、一個前の連載小説の「Scar of the moon」に出てきた、精霊のスズメと言うキャラクターの事です。この子が語句を「4・4」とか、「4・3」に区切って歌うように喋ると言う特徴があるので、それで「4・3」で区切った文章をダダダダダって書いて、「戯れ詩」として展示したんですね。

原案は隠しページのポエのほうなので、原案のほうは「スズメの詩」と言うタイトルが付いています。

なんで急に4つもポエたかと言うと、ちょっとした焦燥感に駆られていまして。何か作らなきゃ! って思って文章に走ったんです。絵を煮詰める作業をしても良いんですけど、まだ色を置きながら形の取り方を模索している段階なので、タッチを付けたりとか、線を美しくしたりとかはまだ先になるんですね。

そこでブログでポエよう! ってなったわけなんですけど、隠れてポエる暇があるんだったらそれをストックにして表でポエを発表しても同じだと思うんです。

ブログでポエると隠しブログを知ってる人にしか知られないポエになってしまうのですが、僕としてはあれ等のポエが日の目を見ても良いと思う。折角のポエだし。

さっきからポエってなんやねんって思ってる人に言うと、ポエムの事で、「詩」ですね。もっと訳すと、「叙情詩」です。もう少し含みのある意味も包括すると、「ロマンティックな詩文的文章」の事です。

「歌詞」と訳されることが多い「リリック」も、「叙情詩」ですけど、僕としての使い分けも「リリック」は「歌詞」で、「ポエム」は「それっぽい詩」ですね。

ロマンがあるかどうかは分かりませんけど、歌詞に属さない詩をざっくり「ポエム」と定義して、その略称として「ポエ」と読んでいます。

piaproでポエる人も結構いますけど、あの場はポエマーにとっては激戦区なので、ポエムを書きたいんだったら、それこそブログかPixivのほうがお勧めです。

歌詞を専門に書く「作詞家」になりたいんだったら、語句の文字数を制限する、韻を踏む、リズム感を持たせる、意味深長な文章を書く、意味はないけど耳に残る文章を書く、等々を駆使して、興味を持ってもらえる「詩文」を書けるようになると良いかも知れません。

ちなみに叙事詩の英語呼びは「エピック」だそうです。あんまり歌詞で「epic(エピック)」って表記が書いてあるの見たことないけど。