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時々徒然

巻き舌

今日、1年半ぶりくらいにカラオケに行ったのだが、その時自分の歌い方が変化しているのに気付いた。唇をほとんど動かさないで、ベロの動きで発声しているんですよ。

流石に子音が「M」とかの時は、唇動かさないと発音できないけど、「らりるれろ」とかは、ベロの動きだけで発音できる。その微妙に明瞭じゃないけど「滑らかに」発音する方法が使えていた。

宅練ではずっと小声で歌ってたので、声を張った時の自分のキーとか忘れてたんだけど、意外と声高かった。カラオケのマイクを口に近づけると声が割れる程度には高かった。

その若干声高めの状態で、鼻声で舌足らずにすると、だみ声の女の子が歌ってるような声になるのです。これは発音として面白いので、これからも使って行こう。

後、低音もだいぶ開発されてるんだけど、カラオケのマイクが悪いのか、僕の声量が足りないのか、低い声を出そうとするとマイクが拾ってくれないのだ。

それから、ウィスパーボイスも相当喉に負荷をかけないとマイクが拾ってくれないのだ。もしかしたら拾ってくれてるかも知れないけど、家で使うマイクほどの収音率はないっぽい。

それにしても、カラオケで歌う曲の選曲とかも、そろそろ変えて行こうかなって思ってる。自分でも「これはちょっと辛いな…」って思うようになってきた。

昔から好きで、今でも歌う曲って言うのは確かにありますよ。全体的に叫ばなきゃならないキーの曲は、異常に声が高くなったりするし、僕の中にそう言う「凶暴さ」って言うのが無くなってるんですね。

角が取れて丸くなっているわけじゃなくて、体力が落ちて声量に限界が来てるのです。性格が穏やかになったのではなくて、能力として無理になって来てる。

ツインボーカルの歌を一人で歌おうとすると、字幕の書き方がややこしくて歌いづらいと言う事も分かった。キングヌーの「一途」にチャレンジしてみたんだけど、所々駄目駄目だった。

あとね、多分これも要因だと思うけど、自分で歌を作るようになって、それを自分で歌うようになって、一般の曲とかで「クズい事」を言っている曲を歌わなくても良くなったって言うのが大きい。

今までは、ノリが良くてリズミカルで疾走感があるとかの曲って、大体、歌詞が…うん、あんまり他人様の曲に文句言っちゃならんと思うんだけど、よっぽど調子乗って無いと歌えない曲とか多かったんですよ。

自分で歌詞を書くようになって、特にそう言う「シゲキテキナ」歌にしなくても、ちゃんと歌になるって言うのは分かってきて、今まで心削って何してたんだろう俺…。ってなった。

キレイで普通でも良いじゃん! って言うね。俺の言うキレイで普通は、一般で言うキレイで普通ではないと言う事もなんか最近分かってきたんだ。

神聖で荘厳って言うのを、「キレイで普通」だと思ってるんですよ。美しい歌とか歌詞とかに対する尊敬の念が強すぎるのかも。

他人様の曲も、よっぽど変なことを分かりやすく言って無きゃ、プラス査定で聞いてしまうので、後から歌詞読んでみたらとんでもない事言ってる…とかの曲もありますね。