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時々徒然

説明文を書いてもらう作業

イメージスケッチとまでは言わないが、動画のざっくりとした流れを考えてもらうために、白紙に8コマのコマを作って、左に絵を描いて右に説明文を描いてね、と言っておいた。某人に。

「絵なんて描けない」と言っていたが、「説明文だと思って描いて」と言って、白紙を8枚渡した。「こんなに要らない」って言うので、「そのくらい無いと動画は出来ないよ」って言っておいた。

実際はアイデアスケッチを作るならA4用紙8枚なんて、在って無いようなものなのだが、なんと言うか…アイデアを練るって言うのをやってほしいんですよ。きっかけとかが直感でも、その直感的に思い浮かんだこと(映像?)を練ってほしいのです。

そうしないと、いつまでも「某人が直観的に思い浮かぶシュールなホラー映像」に対して僕が没を出し続けるって言うのが続くと思うので。

白紙を渡した時に、「(某人としては)洋館と狸の組み合わせが良いんでしょ?」って聞いたら、別にそこにこだわりはないって言い出すので、本当に瞬間的なイメージの中を浮遊しているんだと思う。

そこで、やはりイメージではなく、アイデアを練ると言うのが必要になるんですよ。自分のイメージしたものが、どのように時系列になって、何処でどんな変化を起こして、どう落ち着くのかって言うのを体感してもらいたいんです。

なんで白紙を8枚枚渡して、そこに8コマ(絵4コマ、説明4コマ)描けと言ったかと言うと、四コマ漫画の描き方を基にしているからなんですね。映像を作るための起承転結を8回繰り返す。大きく数えるなら白紙一枚づつで「起」「承」「転」「結」を2回繰り返してほしい。

もしくは、「起」があった後、物語を深めるための長い「承」があって、何処かで「転」じて「結」として作ると言うのを体感してほしい。っていう意図があるんだけど、そこはまだ説明せずに、まずどんなアイデアが上がって来るかの様子を見させてもらいたいのです。

僕としては、一々提案されるこだわりのないイメージに振り回されるのも嫌だし、あんまりその某人の言い出すイメージを信用してないんですね。一つイメージの原型を「叶えてあげる」と、「もっと叶えて。もっとこんな風にして」って欲張ってくるから。

某人の「お願い」は、イラストのコンテに注文を付けるとかのレベルじゃなくて、執筆中の小説の中の登場人物に「実在の人物の行動を観察して記録した物を反映しろ」って言ってくる異常さなのですよ。

その時の「お願い」は、俺が他の創作で忙しかったので、結果的には帳消しになりましたけど。だいぶ世界観も練ってあって、ラストシーンまで考えていた小説だったので、途中で余計な注文が入らなければ面白いものになったかもなぁって思います。

そう言う「私の原案がこんな形になって発表されるんだ」って言う、某人の「私が原案者」の部分を、めっちゃ叩き直してあげようと言う予定です。

作品=作者だと思っている、某人の「普通の感覚」を、より作家的な視点に置き換えてもらいたいですね。

僕に対して、「きっとあなたの中にもヘドロのような心があるはずだから、それを作品に吐露してもらいたい」と要求し続けてきた某人が、どれだけ失礼な事を言っていたかを身をもって知ってもらいたい。

何より、俺のYouTubeに載せるなら、俺が納得する映像になるまで茨道が続くことを覚悟してもらいたい。