アートワークを考える
何処か、気恥ずかしさとかあったんだと思う。ボカロを使って曲を作ってることに対して。
なので、ボカロCDなのに、風景写真のジャケットとかを使っていたんだ。キャラクター絵を描くことに抵抗があったのも、「オタク」だと思われたくないと、何処かで思ってたんだろう。
その抵抗が、段々なくなってきた。イラストレーターさんの動画をYouTubeで観るようになったり、実際、俺に「音階と声」の関連性を教えてくれたのがボカロだったりするのと、
この場で自分の能力を活かしても良いんだ。って思うようになってきて、平気で「派閥:音楽マニア」ってHPのプロフィールに書いたり、
他人に自分の作家活動を話すときに、「オタクなんですけどね」とか、言えるようになってきた。
最初は、「クリエイター」として「かくあるべき」って言うスタンスだったけど、段々指針が「よれてきて」、自分が何処に向かっているのか分からない状態がしばらく続いた。
アナログで風景画なども描いていたが、今ひとつ「熱を込めて描こう」と思えない。
そこで、人物画に戻ってきたわけだ。それも、「写実」ではなく、「アニメ的な」人物画、つまりキャラクター絵に。
ボカロキャラを描くようになって、何回か一回くらいに「ええ感じ」の絵が描けるようになっていたが、それをもっと突き詰めたいと。
そう思うようになってから、色々調べ始めた。ファッションとか、色んな人の描いてる絵とか。
BOOTHを使うにあたり、ピキシブも観れるようになったので、そこで絵の勉強とかしたり。
キャラクターを魅力的に見せるにあたり、「スェクスィー」な表現をする人もいるが、そこはちょっと遠慮している。
遠慮と言うか…表現をぼかさないで言うと、過度な露出のある絵は気持ち悪いのだ。
なんであれ、キャラクター絵を描けるようになって来たのは良いことだ。
この案で構図決めるのは難しいかな? と思っても、割とサクサク描けるし。曲をよく聞いた後にイメージイラストを描くと、より一層、「ええ感じ」に描けるし。
ペン入れと彩色は段々慣れてきたので、後はライティングとシャドーの入れ方の工夫かな。
もちろん、上のような適当な絵を晒せるようになったのも、真面目に描いたときに「ええ感じ」の絵が描けるようになって来たからだ。