昔を思い出す
俺は、技術はあったがイメージが枯渇していた時期がある。ついでに絵に対する「楽しさ」も無かった時期だ。
いくら「正しく」描けても楽しくない。鉛筆とコピックスケッチで、あるゲームのキャラクターを完コピした時もあった。思い返せば、すごい技能を持っていた。
だが、楽しくはなかった。
何かを作ることが楽しい、と思うようになったのは、音楽を作り始めてからかな。しかも「楽しくなって来た」のは、ごく最近。
改めて、ギターの教本とか読み始めて、音楽について「真面目に」勉強しようと言う気が起きてきた。
そんなわけで、今まで「焦っていた」思考が落ち着いた所で、改めて「絵を楽しいと思う」方法を模索している。
その一端で、ラフを大量に作る修業を行なっている。
学生時代、無尽蔵に「絵を描く時間」があった時は、アメーバみたいなものをずーっと描いて居た覚えがある。
シャム双生児とかに興味があって、そのシャム双生児を「究極までデフォルメした図」を描いていたのだ。
何を考えていたかは分からない。唯、楽しくはなかった。
シャム双生児デフォルメも久しぶりに描いたが、やっぱりアメーバみたいだ。
楽しさは取り戻しつつある。後は技量を磨くことだな。