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時々徒然

絵を探す

僕が時々ピアプロで絵をお借りしている、「黎(くろい)さん」と言う絵師さんが居る。その方が、この間、初音ミクと眼鏡のコラボ企画で、最優秀賞(正確には採用作品受賞)を取っていて、「流石」ってなった。

他の絵師さん達が「眼鏡を触っている初音ミク」を描いている中、黎さんの絵は「音楽の作業中なのか、首にかけたヘッドフォンを触っている眼鏡の初音ミク」を描いてて、「流石」ってなった。

初期の頃の黎さんの絵は、「静かな表情」をした作品が多いんだけど、段々とキャラクターの表情が柔らかくなってきて、絵のタッチも柔らかくて、すごく「質感」のある絵を描かれるようになった。

まるでずっと前から知ってますみたいな言い方をしているが、まだ俺のピアプロ歴は2年である。黎さんとの一方的な出会いは、「初音ミク 羽」のタグで検索した絵から。

「Last Day」って言うミク曲の動画に使わせていただいたのだが、この曲「Last Day」は、僕が初めて「海外の方向けの歌詞翻訳サイト」的な所に掲載してもらった曲である。

もうね、これはね、絵の力だと。「黎さん」ではなく、「黎先生」のお力だと。僕は思っている。

お借りした絵は、クールな表情の初音さんなんだけど、その静かな表情が、曲調の静けさとマッチしていて、なんと言うか…良い味を出している。

ファンに成れる絵を探すと言ったら、確かに僕は黎さんの…いや、黎師匠のファンなのだが、師匠はもう「師匠の領域」があるので、その聖なる境界線に踏み入ることは出来ないと思っている。

と言う、僕の一方的な思いがあるので、「黎師匠みたいな絵が描きたい」って言う気持ちは起こらない。滅相も無い、とはこのこと。あの方の絵の存在は、穢してはならない聖域なのだ。

と言う、僕の一方的な思い(崇拝)があるので、すごいな、流石だな、と思っても、真似ぶ気に成れない。

であるが、評価されている人を「すごい」って思えるのは良い事だと思うので、真似ばなくても、自然と佳人の絵の良い所を吸収できているかもね。作風は全然違うけど。

ピアプロ内ではボカロの絵を主に見てるけど、ピキシブだともっと色んな絵が観れるので、背景とか風景の秀逸な作品とかにも触れている。

これはもう、自分で描くとかではなく、唯々「この絵すげぇ」って言う気持ちで観てて、速攻ファボることもある。

スマホで観るとファボる度にお勧め画像が増えて行って、どんどん「ええ感じの絵」のコレクションが増えて行く。

昔と違って悪い所は、そう言う「良い絵」に出会えても、圧倒されてしまって「こんなの俺描けねぇよ」って思ってしまう所かな。

挑戦すれば描けるかもしれないのに、トライしようとしない。これはあんまり好ましくない傾向だと思うので、多少は絵に「トライする気持ち」を復活させても良いかな。

それまで、「資料として必要だ」と思って集めてた風景写真の本を読み返すと、すごく「小説の舞台にしたい」とか、「この風景を自分が絵にしたらどうなるだろう」と考えるようになっては来ている。

資料として買ってるのに、今まで感覚が鈍ってて、全然資料になって無かったって言う。今まで集めた風景の資料とかは、今後がつがつと有効利用して行きたいですね。

人物も描きたいけど、目下、小説の舞台の風景とか、建物の内装とかが描きたい。

資料を読み込む時間とか取ろうかな。