ドイツ風民家
細かい木組みの浮かび上がる壁、つんと尖った屋根。先日買った海外の風景写真の本に乗っていたドイツ風民家がモデルである。
だが、観る人が注目するのは、手前のランプであろう。と言うことを計算しながら、塗ったり影つけたり光を足したりして仕上げるのがデジタルドローイングである。と言うことらしい。
「こんな感じに見えるからこうしよう(木に見えるから木、岩に見えるから岩にする等)」って言うのが基本だそうだが、俺はまだその領域にはたどり着いていない。
線画で描いてしまうのも、アナログイラストの癖が抜けてない証拠である。
Photoshopでは、写真を使ったドローイング等も出来るので、素材があればそれなりに創作の枠は広がるのだが、
創作と言うものは、「思いつかないとどうにもならん」ものなのだ。頭が空っぽだと何も創れない。
そこで、絵の描き方や、素材の収集、組み合わせ方、等々、色々脳を刺激するものが必要になる。
脳を刺激した後、俺の場合は「すげぇ眠る」。爆睡した後、ふとアイデアが思いついたりする。だが、そのアイデアは、なんに反映されるかを選択できない。
絵の刺激が小説に反映されたり、音楽に反映されたりする。今まではその2択だったのだが、そこに「絵」と言うジャンルが着いてきた。
元々は絵を描いていたので、俺が十代の頃だったら、まず絵に反映されていただろう。
しかし、十代の頃で、俺は絵に飽きていた。
小説等の文章は、簡単にイメージを固定できるツールとして残していた。音楽に力を入れようと思ってから、なんなりと「それらしきもの」が作れるようになって、
俺のイメージの反映先は、文章と音楽に向けられるようになった。
でも、絵も、面白いよな、と思い返すようになったのは、やっぱり「グラフィック」と言うものに「感動する」ことがあるからである。
キャンバスに絵の具を塗るもの良いのだが、「デジタルで表現するとどうなるか」に、今、興味が向いている。
Photoshopと併用して、クリップスタジオと言うイラスト制作ソフトを使っている。装備は、最初の基礎のペンと基礎の筆とかだけで、ダウンロードツールは使っていない。
特にこだわりがあるわけではなく、面倒くさいのだ。たぶん、もっと絵を突き詰めたいとか、簡単に色々作れるツールがあるよ! って言うのを発見したらダウンロードツールも使うかも知れない。
今の所、クリップスタジオでペン画を描いて、着色して、背景はPhotoshopを使っている。
動画にするときは、Photoshopで仕上げた画像にPowerpointで「動き」をつける。
ほぼ一枚がしか描かないので、アニメーションに慣れている人にはすごくつまらない動画だろう。
数枚シーンの違う絵を組み合わせることによって、動いてなくても「視覚刺激のある動画」は作れるが、そうなると結構時間がかかる。
そう言う時にこそ、絵を誰かに頼むとか、動画制作を誰かに頼むとかできたら良いのだが、何かを作ることに対して、「自分で出来るのに他人に任せて良いのか」を考えてしまう。
1週間前にアップした動画も、「良い感じのGUMIの絵があったらピアプロでお借りしよう」と思っていたが、イメージに合うものが無かったので自分で描いたんだし。
主線を消す(描いた物体と一体化させる)と言う方法を知っていたので、目の周りをグリーンで描いたのだが、描いてる最中は「どう見てもエジプトの人のメイク」だった。
アイラインが濃すぎると言うことから、下瞼のラインを細目にして、上瞼は白い部分を入れて、やや睫毛っぽくしたら、現在動画で発表しているものになった。
顏のシェーディングが無いので、素だとのっぺりした印象だが、画面が黒くなると途端にGUMIの顔が引き締まると言う現象が起きる。
もうちょっと、描きこみとかライティングとかを勉強したほうが良いな。
背景も描けるようになるのが目標なので、これからも情報収集は必須だ。