LuNa RhyThm official web site

時々徒然

楽しく歌う

音声トークのコーナーで流す音楽を探している間、数曲の過去曲を聴くことになった。歌メロの設定がオフになっている曲もあったが、スコアを観ながらなら何となく歌えた。

そして何より、歌うことが楽しい。自分の曲を自分で歌うって言うことは、自分でどんな風に歌うかを考えて良いと言うものなので、自由度はすごくある。

ただし、自分の歌い方によって全然違う曲になってしまうので、そこは慎重にならざる得ない。

ボカロはベタ打ちの状態だと「元気にはっきり」歌ってくれることが多い。それにつられてしまうと、全部の曲が「元気ではっきりした歌の曲」になってしまう。

そこは少し考えるが、ただ声を旋律に合わせて行くだけでも、とても楽しい。

つい去年の夏に作った曲で、当時はメロを何度も聞いていたのに、今年に入ってめっきり聞いていなかった曲とかを歌うと、また新しい発見がある。

去年はずっとファストビートに染まっていたと思ってたのに、意外とBPM158~164の曲とかあって、そこそこ歌いやすかったりする。

音声トークのコーナーを続けてきて、自分の声と言うものを客観的に聞く事も出来て、どんな風に「声」を操るかを考え始めた。

話す声は少し発音を直して、声を張った状態にすると良いようだ。歌声としては鍛えられていないので、使える声音は限られている。

だけど、声と言うのは発音の仕方や口の動かし方でいくらでも変わると言うことは分かっている。

この曲はこう言う声で歌おう、と決めていないと、本当に気まぐれに声が変わってしまうので、その安定感を出すのも必要かな。

必要と書いたが、以前は「必要だから歌おう」としていた。だから、全然楽しくないし、どんな声が出せても「こう言うのじゃダメだ」って思ってた。

それが、「歌うのが楽しい、もっと楽しく歌いたいから技術を磨きたい」って思うように変わってきた。これは良い傾向だろう。

まずはなんにせよ心持ちですね。