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時々徒然

改良策

作詩が出来ました。ポエムの状態です。此処からリリックにします。リリック、つまり歌詞にする段階で洗練しなおすのですが、今回はポエムもだいぶ考えました。

なんと言うか、童話風にしたかったんですけど、中々難しく。いつもの「ノリでぐいぐい書いてしまえ」って言う方法を使わないで、イメージを大事にしたかったんです。

「明るくて可愛い曲」は、基本作れないので、「綺麗な曲と歌だな」って思ってもらえるものを作りたいと。

歌メロも何度も作り直していますが、まだ仮設の部分があるので、歌詞との兼ね合いを考えながら作って行くことになりますね。

その他に、楽器の音(tone)も、かなり熟考しています。あのメロディーで、バイオリンである必要はあるのかとか、ストリングの美しさをもっと強調しても良いんじゃないかとか。

〆切に追われてた時は、「とにかく作れ!」みたいな勢いがあったんですけど、今回は難産ですね。

そうか。ロックの要素が少ないから難しいんだ。先月の動画で「テクノっぽいもの」を作って、「ミクノ」として発表したんですけど、その時の名残があるのかな。

今作っている曲の原型は、2年前にメロの一部を作って放置していたもので、近年作った「作曲メモ」の中に、「歌メロのみ」って書いてあったので、如何様なものかと聞いてみたんです。

それが、和メロで「童歌」みたいなメロディーの、どちらかと言うと「暗くて不思議ないつも作ってるよくある曲」と言う感じだったんですけど、ちょっとだけ作ってあった伴奏が気に入って、

今回「しっかり作り直そう」としているのですよ。

元々の歌メロは「あまりに不気味すぎる」と言う理由で削除して、その名残っぽい「若干童謡のような歌メロ」が残っているんですが、それももしかしたら作り直すかもしれません。

原形残らないじゃんって。伴奏が気に入ったのに、その伴奏の旋律すらアレンジしようとしてますし。最初の形が「どうにもならない状態」だったと言う事に、2年越しで気づいたんでしょうね。

伴奏ありきなんですよ。僕が作曲をするとき3つくらい方法があると、以前音声トークのコーナーで言ったのですが、どの方法を使っても、やっぱり伴奏が決まってないと歌メロも決まらないし、

歌メロが決まらないと、歌詞も決まらないんですよね。つまり、今現在は、ブレブレな状態です。今後、どのように変化が生じるか分からない曲を作っています。

「剣世-Tsurugiyo-」の時もお話ししたんですけど、あの歌は「伴奏があった」からできた歌なんです。

伴奏ががっちり作ってあって、そこに歌メロを乗せて、歌詞を書くって言う、すごくオーソドックスな作り方をしました。言葉遊びをする余裕もあったから、あのサビが出来上がったんですよ。

ポエムを先に作る場合もありますけど、その場合も、やっぱり伴奏を作ってから、歌詞に見合う音数のメロディーを作って、歌にします。

その時に、ポエムのほうを少し変化させたりもします。あんまり変化しすぎる歌メロだと、落ち着いて聞けないと言うか、普通に「音痴なんじゃない?」ってなるんですよ。

ボカロには歌えても、人間が歌う時に困ったりするので、「ホラーな童謡」を「綺麗な童話」に出来るようになんとかしましょう。