美的な人々
小説の中に出て来るオリキャラで美形の女性を描くってなると、一番難易度が高いのがレイア(レナ・ウィンダーグ)ですね。彼女は、顔を見ただけで満足しちゃうレベルの美人だから。
誰が見ても「美人」って思うタイプなんでしょうね。レイアは、旅先では肌と髪のケアだけしてて、家に帰った時だけメイクをする人なんですけど、メイクをすると人形みたいに見えるらしい。
レイアとは傾向の違う美人としては、ラナが居ますね。彼女はクールな美形。瞳の色はヘーゼルだけど、バイオバザードの「エイダ・ウォン」みたいなイメージなんですよ。
僕が描くとなると、「エイダ」にはならないと思いますけど、なるべく「東洋系の美人」を目指してみます。
彼女の姉にあたるクリスティは、ラナと同じ顔をしているんですけど、瞳の色が違います。クリスティのほうは、透き通ったグリーンの瞳ですね。
それから、まだ挑戦するには難易度が高かったミリィ・フェレオが居ます。彼女は魔物にモテるくらいの美少女なんですけど、まだ僕の技量が未熟で、納得するナチュラルさにはならないかも。
美女ランキングみたいになってますけど、ミリィの次辺りがレミリアかな? 彼女の美貌は「整った骨格」「綺麗な金髪」「菫色の瞳」「滑らかな褐色の肌」って言う、品質の美しさ。
次がアノイとエスカかな。この二人くらいから美人と言うより「可愛い」って言う感じになって行きます。アノイは家庭的な奥さんタイプの可愛らしさ、エスカは好奇心旺盛な少女タイプの可愛らしさ。
アノイとエスカは双子の設定だけど、性格が全然違うから表情による顔つきが違うんですよ。其処を描き分けるために、あえて表情はオーバーに変えるかも。
赤毛チームが連続で出てきますけど、リト・ロイドとルチカも、大体この辺りの「普通の女の子(人)」の顔つきだと思います。綺麗めではあるけど、然程美人でもなく、醜くも無く。
リトは「穏やかな表情をした優しそうな女性」で、ルチカは「勝ち気であっさりした性格の凛々しい女の子」。この2人は、内面の表情から来る魅力があるのかな。
それから、「可愛らしくはあるんだけど、ちょっと特徴があるのが目についちゃう」って言う、下手に美人って言うより描きやすい顔をしているのが、アリア・フェレオ。
彼女はサラサラの金髪とシアンの透き通った瞳をしていて、「美しさの要素」はあるんだけど、鼻がちょっとペチャっとしていて、いつまでも子供みたいな顔に見えるって言う。
続いて金髪組。パトリシアがこの辺です。全体的にぽっちゃり系で、長い金髪はくせっ毛です。パティは笑うと可愛いって言う、普段は強気さが過度に顔に出ちゃってるタイプ。
第2部に登場するリラ・イワノワ(身分名称ベロニカ・ホープス)は「美人」や「可愛い」と言うより、「カッコイイ女」です。アスリートみたいな頑強さと爽やかさのある女性。
男子達にも言える事ですけど、人の美しさを表現するとき、僕はどっちかと言うと表情を重要視するんですよ。生き生きしててほしいと。
だから、あえて硬い表情を描こうとしているミリィが、あんまり可愛く見えない。
キャラクターデザインが決まって、賑やかになってきたら、アニメ絵描きとかチビ化とかして、「生き生きと振舞う彼等彼女等」を描こうと思います。
ミリィもデザインは決まっているので、少女の頃のアリア(トリル)との「親子」的なシーンとか描きたいかも。転んで泣いちゃいそうなトリルちゃんと、それを笑顔で慰めてるミリィ母さん。
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