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時々徒然

色々言われて来たし、言ってきました。民族系だとか、不思議系だとか、少女系だとか、ポエム系だとか。

リズミカルなのが好きなんですよ。クラシックで言うと、「剣の舞」的な音が好き。この間検索した「インドの虎狩り」も結構面白かった。

その音感を、矯正してきて、段々「ロックっぽいもの」が作れるようになって来たんですけど、「ビードが独特」って言うのは、今でも言われます。

たぶん原因はドラム。無駄に16ビート2連打とか、バスドラが民謡調とかがあったんで。意図して民謡調なのではなく、俺が「このリズム良いな」って思うのが、民謡っぽいって言う感じかな。

初期はベースが歌メロとは違うメロディーを鳴らしていることが多かったんですけど、そう言う所も直してます。歌メロと同じ旋律を鳴らさせたり、あえて機械的にしたり。

ピアノにベースを弾かせるときは、既にベースではない事が多々あり。単音の低音でぐわーって音階を弾てます。

「音響効果」を始めた2018年頃は、BPMの扱い方を試行錯誤してて、音の薄い、ポップスっぽいロックっぽい物を作ってました。

自分の中では、もっと低音でうるさくて音が重なってて、2020年に作ってた曲の域を目指してたんですけど、既存の方法では無理だったと。

そこで、BPMを上げ続けたり、ベースをギリギリまで低音にしたり、ギターの単音の使い方を模索したり、原曲なのにリミックスっぽくしてみたり、って言って出来上がったのが、

早くて音の塊って言うと「心音(こころね)」みたいな曲だったり、ちょっとゆったりめだと「Squall」みたいな曲だったりします。

「Fantasia」とかは、僕の作る中では明るくて爽やかな曲の印象だと思うんですけど、当時はすごく「優しさを掘り起こして」歌詞を書きましたね。メロディーに引っ張られた歌詞だと言えばそうです。

当時も「制作秘話」とかで語ったかも知れないけど、「Fantasia」は動画で発表した「千草-Chigusa-」と姉妹曲なんですよ。同時期に作っていたと言う事で。なのに全然姉妹に聞こえないって言う。

今は当時の心持ちは沈静化してて、あんまり自分の中にあった曲のイメージに捕らわれなくなりました。客観的に聞くと、どっちも「冷淡な曲」ではあるんだなと。

歌うとなると、「Fantasia」は、歌声が曲の構造の「高音域」を担当しているので、すごく音程の取り方が難しいですね。パンクロックにありがちな、「歌声が生えないと全部生えない」って言う曲。

逆に、「千草-Chigusa-」は、ボイスシンセが高音域で叫んでいるので、無理に高いキーを出さなくても自然と馴染みます。

そう言う、「ボイスシンセに叫ばせる曲」って言うのが数曲あって、僕としては動画のほうで鏡音レンに歌わせている「Favorite」って言う曲が一番印象が強いかな。

ここ数ヶ月から数日では、レンの歌声にハマってます。鏡音レンのソロCDを作ろうかと思うくらい。低音がかっこよく決まる。少年ボイスって良いな! って言うね。

中二っぽい事を歌わせても馴染むし。女性ボカロに中二っぽい歌を歌わせると、声質が雰囲気とあんまり合わないんですよ。

鏡音つながりでリンちゃんに同じ曲を歌わせても、「低音になると声音の張りが弱くなる」って言う特徴が出てしまって、レンを歌わせてカッコイイ音域に、リンちゃんは合わない。

もしかして…と思って、初音ミクの「Solid」版に歌わせてみたら、意外と良い感じだったりました。だけど、声が「お姉さん」なので、中二の痛々しい雰囲気には向かないか。

レンは、「高音になると声が細くなる」と言う特徴があるから、やっぱり中の人が女性でも、男声ボカロではあるのだと思います。

今のところ、男声ボカロはレンしか持っていないので、「少年系ソング」をレンに歌わせ続ける日々が続くやもしれません。