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時々徒然

結構いける

昨日、てろんと、自分曲を歌ってみたんだが、意外と歌える。だけど滑舌悪い。リズム取れてるけどズレてる。等々の問題を解消するために、今日は歌の練習をしました。

音の認識が変わってきたのか、割と歌える。絵で例えると、今までデッサン取れなかったところが、「見たままと同じように描ける」感じ。聞いたままに歌える。

これは大きな変化である。それまでも散々練習したが、何故か「ミックスボイスのキーが出ねぇ」って思って難航してたんだ。

色んな過程を経て、「高い声を出しても良いし、ペチャクチャ喋ってるみたいに歌っても良い。それも表現である」って分かって、それを脳が受け入れて、喉で再現できるようになったってこと。

基本は喉を開いて、合唱っぽいええ声で歌ってしまうんだけど、声を整えるまでの間で判明したのだが、俺って割と色んな声音が出るんですよ。

声音が安定していないって言ったらそうだ。どの曲をどんな感じで歌うとか決まって来れば、「ベストな声」で歌えると思うんだけど、練習の時は試行錯誤かな。

個人的には、去年の曲ってすごく好き。曲の形態としてはカオスなんだけど、その伴奏のカオス感も好き。

没曲を救う他にも、幾つか自分曲歌うんですけど、爽やか系の歌が好き。キーが高くて、本当に再現するならシャウト曲になるんだけど、フラットに歌っても歌いやすい。

後分かったことは、「メロディーラインさえ確かなら、割と叫ばなくても再現できる」って言う事かな。この現象はボイスシンセとかピアノの音を聞きながら歌うと分かりやすい。

シンセやピアノは「音階に忠実」だけど、「叫ばない」んだよ。だからフラットに歌って、メロディーラインをつかむのには有効。

もう一つ気付いたことは、制作者としてなんだけど、人間を見くびり過ぎだと。アイドルポップとかは、音程低めとか、地声を活かす曲調でも良いけど、別に意図的に「簡単に」しなくても歌えると。

それともう一つ。「俺は歌えても他人は歌えないことがある」って言うこと。

これは嫌味ではなく、俺は制作の段階から関わってて、その曲の構造を知り尽くしているけど、歌う人にとっては「ボカロが歌っているのを聞く」って言う所から始まるので、

よっぽどボカロを上手に調教するとか、もしくは「ボイス部分がピアノ」って言う伴奏を用意して、メロディーを知ってもらう必要があると。

ピアノにするとメロディー聴こえなしってなるなら、伴奏の音圧を下げる必要があると。誰しもがロック調の曲を愛好している訳では無いのだと。

BGMをつく時のノリで一曲作ってみようかな。楽器の音3つしか使ってないとか。俺としてはそれはそれで歌いにくい気もしなくないんだけど、色んな方面からアプローチしてみよう。