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時々徒然

思考速度の上昇

手書きで文字を書いていると、思考の速さに手がついてこないんですよ。だから、昔の作家さんの原稿用紙ってあんなに崩れた字で書かれていたのかと理解した。物語が頭の中でグワーッと展開してるのに、手がペンを操る速度の遅い事は…みたいな状態。

だけど、手がある程度の素早さでしか文字を綴れないので、そこで丁度良く左脳が疲れて右脳主体の脳内環境に落ち着くらしいのです。崩れた文字で書く事を前提に3ページの括りなのかは分からないけど、細かい文字でちまちまと3ページを埋めるって言うのは果てしなく時間がかかるんです。

朝5時に起きてノート書き始めなきゃならないくらい大変。寝ぼけているのでそんなに簡単に話題が思いつくわけでも無く、読み返してみると途中途中で文字数稼ぎをしているのが分かる文章です。

だけど目覚めてしまったんですよ。ひたすら手書き文字で文章を書いていると、目の前が明るくなってきて、もっと文字を書きたくて仕方なくなって、気持ちがワーイってなるって。

所謂、ハイと言う状態になっているんですね。文字を書く事でハイになるから、ライターズハイですね。その状態だと、頭に浮かんだことをどんどん文字にして、ノートの余白が埋まって行くのが楽しくなるんですよ。ドーパミンがいっぱい出てる状態です。

ドーパミンがいっぱい出ていると言う事は、その内、脳は疲れてドーパミンの放出を抑え、思考速度も落ちます。ミドルからローになるときですね。

この時、鬱になるほどドーパミン放出量が下がらず、適度に脳が疲れていると「右脳主体」になるんだと思います。僕はアーティストノートに関わる著書を読んだわけでなはいので、あくまで推測ですが。

「マーキュリー13」も気になるけど、今度本屋の検索端末で「アーティストノート」のワードを検索してみます。多分あの本屋にならあるはずだ…と言う、希望的観測はあります。

たぶんですね、死ぬときに成ったら僕は「もっと発信できる情報ってあったと思うんだよな」って思うと思うんですよ。主に歌のことですね。

どうせHPでの発表なんだから、恥ずかしがらずにどんどん歌を上げておけばよかったと思うと思うんですよ。そんな夢を見たまま死にたくないので、頑張って歌活をしましょう。

アーティストノートと同時に行なう「アーティスト脳になる方法」のなかで、アーティストデートって言うのがあるんですって。

足を運んだことのない路地(危険じゃない場所)を歩いてみるとか、それまで気になってたけどやって無かったことを行なって、子供のような冒険心を満足させるって言う予定を組むんです。

そして、その予定(アーティストデート)を組んだら、何よりもその予定を優先して、必ず実行すると。そう言う事を続けて行くと、脳の状態が「アーティスト脳」になるんだそうだ。

しかし、ここで一つ押さえておきたいのは、アーティストノートも、アーティストデートも、「アーティストっぽい事をする行動」じゃないんですよ。アーティスト脳を開発するための方法なんですよ。

だから、ノートに「カッコイイと思う事」を書く必要もないし、デートに「アーティストっぽい所に行く、アーティストっぽい事をする」と言う予定を組まなくても良い。

それは分かっているのですが、僕が「好奇心をくすぐられる事」って言うのが、主に創作に関わる事なので、当面のアーティストデートは歌に関する事になるかな。

コロナが流行ってから全く通わなくなった練習スタジオを借りて、声を録音してきても良いし、普通に家で歌練習をしても良いし、歌練習の間に良い音声が録れたらそれを編集してみても良いし。

だけど、それ等って全部「今までやったことある事」なんですよね。今、書き出してみて、「歌も面白いよな」って改めて思ったんですけど、今までやったことあるなぁってのは確かに思います。

そうなると、「今まで通った事の無かった路地や場所に行く」とかになるんですけど、それで十分なのなら、日常の移動範囲にある徒歩圏内の場所に行ってみよう。

ずっと前に、僕は「カメラをもって知らない場所をひたすら歩く」って言う、よく分からない趣味を持ってたんですよ。痴呆老人だったら、徘徊と言うものですね。

昼下がりくらいから出かけて、夜中になるまでずーっと知らない町や道を歩いてて、色んな風景を写真に収めてたんです。でも、その時のデジカメの故障により、当時のデータは持ってません。

ついでに、僕はすごく裸眼の視力が弱くて、カメラを通さないと周りの環境がはっきり見えないって言う状態だった時があるんです。眼鏡は嫌いだったし、コンタクトレンズも買えなかったから。

そのピンボケの世界で観た「風景の美しさ」って言うのを今でも覚えてて、あの状態を越えるアーティストデートが組めるか? って思ったら理想が高すぎて組めないんです。

だけど、「いつも通ってないちょっとした路地」に足を運んでみるくらいは出来ます。半日かけて徘徊しなくても、ほんのちょっと視点を変えれば良いだけなら。

せっかく作った時間割があやふやになりかけているので、一度時間割を見直してみて、アーティストデートを組める日を探してみましょう。

創作活動してるのに、アーティスト脳じゃなかったの? って思う人居ると思うんですけど、割かし凡俗の脳を持ってたんですよ。右脳を使うのに努力が必要だったんですね。

その微々たる努力をしなくても、ノートを書いたり、ちょっと出かけたりするだけで右脳主体に切り替わるなら、そんなに美味しい話はない。と言う訳で、これからも脳力開発頑張ります。