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制作秘話



【2018年3月の音響】について



久々の新曲です。

ようやく少しずつ制作の遅れを取り戻してきました。

タイトルと詞中に出てくる「Limbo(リンボ)」の意味は、地獄の辺土です。

洗礼を受けないで死んだ子供達の集まる場所、とされているので、世界観的にはキリスト教圏のものですね。

でも、詞中では色んな民話のキーワードなど出てくるので、あまり「クリスチャン」な感じの曲ではありません。

構造的にも、ロックケルトですし、ワールドワイドな感じで聞いて下さい。

この記事を書いている現在、3月31日ですので、ぎりぎり間に合った感のある曲かな。

2018年3月



「Limbo」について



久しぶりの割には、サクサクできた感じのあります。

曲自体はいつも通りの出来栄えです。歌詞は前半少し言葉が出てこなかったところをクリアすると、するするっと書けてしまいました。

自分の片割れを探しに来た主人公が、無事にLimboの中で片割れを見つけて、地獄の辺土にある「明るい庭」で遊んでいようって言う歌詞なんですけど、

その片割れは友達かもしれないし、兄弟(姉弟)かも知れないし、聞く人のイメージで想像してみて下さい。

Limboにいる時点で子供の歌なので、恋人ではないと思われます。



今回の作曲について



思いがけず3月の間に1曲作れたわけですが、これはイントロ、Aメロ、Bメロ、サビ、Bメロ、サビ、イントロ、Aメロ、Bメロって言う、変な構造をしているんですよ。

もしくはBメロをサビだと思って、ロングブレスの所をBメロだと思っても良いかも。

2回目のイントロは思い付きで「これ繰り返そう」と思って最初のイントロから引っ張ってきたんですけど、ベースの唸り具合とフルートの音が気に入っていまして、

なんか魔術的な雰囲気で良いのではないかと思います。

ドラムパターンがあんまり変わらないんですけど、変わらない割に色々小細工をしてあるので、そこそこ様にはなったかと。

ギターソロがいつもどおり不思議系ですね。

細かい動きのソロにしようとしたけど、最終的にまとめる部分は8分と4分音符でした。

幸いにも、時々「カッコイイと自分では納得しているギターソロ」が作れるようになってきたので、今後の成長を温かめに見守って下さい。