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制作秘話



2019年【4月の音響】について



イベント前では、最終アップ曲になる? 新譜CDのアピール曲とかをアップしない限り。

新譜CDのアピールをしようにも、新譜CDの中の5曲は当HPの【音響効果】からリマスタリングした物になるので、普通に【音響効果】を聞いて下されば、アピールとして十分かと。

当HP月一発表曲コーナー【音響効果】からは、「Dear earth」「Tea Time」「Decoration」「海猫」「Break Down」の5曲がCDに収録されることになります。

そう言う細かい説明を、ちゃんとまとめたページは必要だと思うので、やはりCDアピールのページは…作りましょう。急遽作ります。

CD収録のみの曲のどれかをHPでも試聴可能にしておきたいのですが…。たぶん、静かな曲を選ぶことになるかな?

【音響効果】のコーナーを聞いたことが無い人も、この機会に御一聴あれ。

2019年4月



4月の音響「雫」について



曲の構造内にバイオリンを使ってるし、そんなに「和」でもないかも知れないけど、僕の中では今年第3段の「和」です。

もう、この曲の詞を書いているときは、手塚治虫氏原作の、某アニメの2019年版が、ずーっと頭の中をぐるぐる回っていました。

アニメにこんなにはまったのは久しぶりですね。

その某アニメの時代設定が、室町時代後期?だったかで、その辺はあんまり深く追求してないけど、僕の脳内では「和」を意識したのかな?

一瞬Aメロに聞こえるイントロの歌?は、僕としては「イントロボイス」と呼んでる、演劇を始める前の呼び込みの声みたいなもんなんですよ。

その導入部分が無くても成り立つけど、そこに歌メロと声が入ったら引き締まるかな、と言う感じの。

それから、今回はちょっと聞き取りづらい部分があったので、昨日、改良音源とデータを差し替えました。

声がごちゃごちゃしていた部分が聞きやすくは成ったかと。

この曲の歌詞は、アニメと言う外の刺激を受けながら、すごく「内側」に向かって描いたものなので、ちょっとこんな薄暗い詞で良いのか、発表まで何度も聴きなおして考えたんですけど、

離れてみると疑問があっても、聞いてみると納得している自分が居るので、これはこれで良かったのかな。



今回の作曲について



【音響効果】では、初の、初音ミクさん登場。Dark版の声を、ジェンダーファクター+20(やや低音)で、部分的にはっきり発音してほしい所だけ、ベロシティを+20(強く発音に)上げてあります。

ボイスについては、後はいつも通り、メロディーの力。ミクさんは基礎の声が細いので、かなり大変だった。

楽器隊のほうは、久しぶりにツインディストーションギターで、左右からリフが、もわもわ言う感じに作ってみました。

リズム係(ドラムとベース)は、オーソドックス? 僕的なオーソドックスですが、サビでクラッシュシンバルを使う、すごくオーソドックスな…別名、ベタな展開をします。

ベースも、そこそこはずさないのが作れるようになって来たから、これからも要修業ですね。どんな曲にも使ってるけど、弾いたことが無い…もとい、弾けたためしがない楽器なんですよ。ベース。

あのゴン太のうどんのような弦を指ではじくと言う芸当が出来ないので、僕はベーシストだけにはなれないと自覚しております。

丸い音でなくても良いなら、ピックではじいても良いんだけどね。

それからバイオリンと、パッドを使ってますね。メタリックパッド? ちょっとうろ覚えなんですけど、バイオリンには全面的に主張する単音を、パッドには隠れた「波」的な主張しない単音を、

夫々担当してもらってます。もしかしたらパッドのほうは和音で「波」を奏でている所があるかも知れない。

構造くらい覚えておかないと、何度も同じ曲を作る可能性も無きにしも非ず…。そんなに、丸ごとおんなじになることはないですけどね。

印象的な部分ほど、被らない。逆を言うと、「何か使ったことあるパターンのリフ」とかは、しばしば作曲中にお目にかかります。

スコア作曲なので、目から入ってくる情報(音符並び)が優先なんですよ。被ったら、ほとんどの場合は描きなおすんですが。