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制作秘話



2018年【7月の音響】について



7月のHPの更新物としては、最後のものになります。

今月の後半はCDのグラフィックデザインに費やそうと計画中なので。

計画したは良いけど、微妙に時間が取れるか取れないかって感じで、もしかしたらCDの制作が8月まで伸びてしまうかもしれないと言う危機的状況。

出来れば7月末までには業者に発注したい段階ではございますが。

出展イベントの抽選合否もそのくらいの時期に判明するはずなので、良い知らせが出来ることを祈ります。

あれやこれや色々こなしながら3日くらいで作った【7月の音響】ですが、3日で作ったにしてはらしくない失敗を今回しまして。

一度15日に発表したデータと、本日新しいデータを差し替えました。

全体としてはさほど変化はないのですが、2ループ目で間奏が15秒間あるのを、忘れてたんですね。

その辺りを少し直したので、最初のバージョンを聞いて「なんか変だなぁ」と思ってたあなたは正しい。

2018年7月



7月の音響「Laugh scanner」について



暑さで脳の回路が過剰稼働している状態で作詞をしたので、かなり訳が分からないことになっています。

タイトルも、「ビューティーソール」にするか、「ラフ・スキャナー」にするか迷ったんですよ。

でも、やっぱりインパクトのあるほうとしては、一種意味不明な「ラフ・スキャナー」と言う語に決定しました。

作ってる僕の思考の中の「ラフ(笑い)」を「スキャン」して出て来たと言う事と、聞いて下さるみなさんの中にある「ラフ・スキャナー」を通した世界が、

このAメロBメロサビを通してどう形作られるか、と言う…小面倒くさい歌詞でございます。

死亡フラグ立ってても、ドローするカードの数は変わらない…と言う、ちょっと怖いAメロですが、この段階で「ふっ(にやり)」ってなった人は、スキャナーが起動しております。

Bメロやサビで急に明るくなるんですけど、このやたら暑い中で花のように美しく咲いている魂ってなんでしょうね。

爽やかに健やかに想像を創造して楽しんで下さい。スキャナーは取り込み機。さぁ、あなたのスキャナーの解析度は?!…とかね(笑)。



今回の作曲について



今回はとにかく簡単に。パンクに。鍵盤だけど! エレピだけど! グーラーンードーピーアーノーだけど! って言う勢いで作って、ミキシングで可能な限りリバーブとかエコーとかかけて、

ベースの音を下げた以外は音量をいじらずに、音を増幅して仕上げました。

ミキシングなしの状態では、とにかくベースがうるさい曲だったんですけど、70まで下げたのか。ごりごりベースが好きなほうとしては珍しく、今回はピアノ2つを生かす方向で頑張ってもらいました。

そして、ボカロはGUMIさんのPower版にしようかな、と言うのはなんとなく決まっていたので、元気でパワフルなGUMIさんに歌いこなしてもらいました。

僕の使ってるソフトでは、和音を使うと楽器の出力(ベロシティ)が弱くなってしまうのですが、以前は何かの拍子に調節できるようになったので、今回も出力に関しては調べていきます。

グランドピアノの和音が3小節単位で独特な波を打っているので、ドラムとかとリズムを合わせるのに少してこずりましたね。

今までは2小節か4小節、もしくは8小節とかで治まる「波」を作っていたのですが、やっぱり苦行が好きなのか、何故か新しい領域にトライしてみたくなるんですよ。

普通に作れば、普通にノリの良いものが出来ると言うのは分かっていてもね。これはもう、突き詰めて訳の分からない世界に突入するしかない。そして飽きたら戻って来よう。