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時々徒然

歌詞についての諸々

以前は、Aメロから順番に書いて行って居たが、この間、初めて「サビから作詞」をやってみた。

サビを先に決めたら言いたいことが大体定まって、AメロBメロ等はその「サビで言いたいことの前段階の言葉」として発想してみた。

悪く無いとは思う。だが、今まで「物語を展開させる気持ちで」書いていた作詞とは違うので、伏線の貼り方が難しいかな。その展開居るの? 的な言葉も出てきたりして。

現在は、その「サビから作詞」の歌詞を煮詰めながら、絵を描いている最中。

歌詞に付いての好き好きって言うのは人それぞれだと思うけど、俺はどちらかと言うと「わたくすはあなたさまを愛すております」系の歌詞を避けるほうだ。

それより、何処かファンタジックで「物語を描き立たせる言葉」に惹かれるほうである。

多少「愛」的な言葉が入っていても、小田和正さんの「ラブストーリーは突然に」のような、本当にニュアンスで「心」を歌うような歌詞が好きである。

「君のために翼になる君を守り続ける柔らかく君を包むあの風になる」だよ? この言葉が、小田和正さんがたった2文字の「あい」と言う言葉から紡ぎ出した「美学」だよ。

と、俺は思ってる。

アイと言う心を歌うなら、「アイシテルー」じゃ伝わらない、「美」を歌わなきゃ。それじゃなきゃ何のための音楽だ? ってなるでしょ。

俺が「愛」と言う言葉を使うようになったら、「こいつ、いよいよ作詞のネタが無くなってきたんやで」って思ってくれて良い。

されども、最初から小田和正さん的な「美学」を理解して言葉を操れる詩人が居たら天才なので、天才は置いておくとして、ポエないよりポエたほうが良いよね。

どんなぶきっちょな言葉でも良いから、自分の求める「美」を言葉に変換して、誰かに「伝える」事。必要なのはそれだ。

その時に、「アイシテルー」じゃ伝わらない「心」と「世界」を、どれだけ構築できるかによって、作詞のクオリティって上がってくんだよ。

と、俺は思ってる。

思ってても、なかなか「美的」だと自分で納得できる歌詞が書けるまでは長いけどね。其処は煮詰めないと。