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時々徒然

人生を考える時のワンオペとかの話

以前、夜中の二時に人生について考えないほうが良い的なことを書いたが、眠って起きてご飯を食べてすぐも、人生について考えないほうが良い。

まだ、起きてから数分から数時間しか経過していないので、「人生は短いのに自分は何もしていない」って思うから。そりゃ何もしてないよ。起きたばっかりなんだから。

ちゃんとモーニングルーティンをこなして、何か行動を起こしてから、隙間時間とかで考えたほうが良い。それじゃなきゃ、酒飲んでハイになってる時に考えたほうが良い。

酒が飲めない人や酒飲まない人は、砂糖をいっぱい摂ってる時に考えたほうが良い。ロールケーキとか食べてる時に考えると良い。

つまり、脳が幸せだと、人間は幸せな「生存」を送れるのだ。しかし、脳の幸せだけ考えていくと、「身体」がガタガタになるので気を付けよう。

体がガタガタにならない程度に脳が幸せな状態を保ち、「これから何をしようか」とか考えるのが人生を考えると言う事である。

「これから何をしよう」って言う選択肢を考えられる状態に自分の生活を持って行くって言う前提があるのはお分かりいただけるだろうか。

学生さんだったら、時間はたっぷりあるけど資金がない。16歳以上だったら、その資金を賄うためにバイトを初めても良いかもしれない。

自分の貯金と自分の時間を使って、今後、どんなことをしようかって考えるのはとても有意義なことです。

小さな子供を育てていて、夫に扶養されている…だから働けないとか言う人は、保育園と言う施設を探して、学童保育とかも使って子供を預けて時間を作って、働きましょう。

婚姻と言う契約は、「お互いの人生」のサポートをし合うと言う契約なので、奥さんが、「働きたいから私をサポートしてね」って言っても良い契約なんです。

むしろ、「なんで子供の面倒を見ないんだ。お前の子供だろう。父親としての関心はないのか」って、奥さんが説教しても良いくらいなんです。

その時、「子供は女が育てるもんだろう」とか言い出すような奴とは、離婚したほうが良いです。そんな脳が化石の生物と暮らしてても幸せにはなれません。

他の言い方をするなら、その夫は「堂々と契約を違反することが当たり前だと思っている人間だった」と言う事です。

夫が外で働いているのを妻が家で支えると言う昔風の家庭環境は、現代ではサポートではなく「相互依存」ですね。夫は自分の面倒すら見ない子供と化し、妻は扶養される事に頼ると言う。

時代と共に社会が変化しているのに、「家庭環境は戦前の風習を維持します」ってなるのはおかしいでしょ?

しばしば、「体が不自由な義祖父母や義親の面倒を奥さんが見る」って言う家庭があるって聞くんですけど、しっかりした施設に入れてプロの人達に介護をしてもらったほうが良いと思う。

保育園や養護施設はカネがかかるから…(奥さんが全ての面倒を見るべきだ)とか言う夫と、どうしても暮さなければならないなら、奥さんはちゃんと給料袋を握って起きましょう。

人間は、愛では生きて行けないんですよ。資本が必要なんですよ。

カネも出さない、労力も出さない、子供に関心がない、自分の事にしか興味がない。なのに「俺は働いてるから」とか言い出す部類の男性は、ある種の錯覚を持っているんです。

扶養することにより人を所有できると思い込むって言う心理もありますが、「妻は俺に惚れている」って言う、根拠のない自信があるんですよ。

愛があるはずだと。その愛と言うものは、博愛でなければならないと。母なるものは、夫の都合の好いように「あらゆるものに優しく献身的に無償愛を注がねばならない」って思ってるんです。

だから自分の親の面倒を妻が見るのも当たり前だと言う、腐った理論を持っているんです。

結婚して子供が出来たらた女は変わるって言ってる人達って、なんで「家庭生活の中で父親であると言う責任を持ったんだ」って言う思考に「変わらないのか」なぁって思うんですよ。

女性は「母親としての責任」を、何が何でも持たざる得ない。だから、女性は子供と言う生命を授かると「戦闘状態」に変わるんです。

おまけに、夫が育児に参加しない、先に述べたようなクズ野郎だったとします。

奥さんは、掃除洗濯料理から皿洗いまでをして、近所のルールを把握して、子供の面倒(食事、排泄、躾け、見守り、散歩や遊び相手)を見て、義親の面倒(子供とほぼ同じ)を見ているとします。

家族が居れば家は毎日汚れるし、掃除をしたらゴミは毎日出るし、洗濯をしたら干して畳んでしまうまでを行ない、料理をするなら食材を買って、子供に関する社会組織への参加も必要です。

これで「戦闘状態」にならないわけがない。その上、家では「図体の大きな唯の邪魔な奴」になる夫の面倒を…見れるかー! ってなるのも分かるでしょう?

今は核家族が当たり前なので、義親の面倒は見ないかも…と考えても、「子供の面倒」って一言にまとめようとする夫達の、「子供の面倒」に対する想像力の無さは明らか。

「子供の面倒」って言いたがる夫には、聞いてみましょう。「面倒をみるって、どう言うことか具体的に言える?」って。