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時々徒然

これだ

何をあんなに焦っていたのかを思い返したのだが、今週の小説を全然書いていなかったのに、金曜日の眠る前に気づいた。と言うか、その日が金曜日であることに、金曜日の終わりに気づいた。

どうしよう。危ういんじゃないかって思いながら、「土曜日中に更新する」って言う目標のために、14時に起きて買い出しに行った後、ひたすら黙々と小説書き。

最初はあんまり良い感じに世界が回って無かったんだけど、今連載しているシリーズ「Scar of The moon」は、二話で「前編・後編」になるように書いているので、そのセット作りは上手く行ったかな。

今まで伏せていた「エスタの謎」「グリムの謎」「ルリの力の謎」とかを、少しずつ明らかにしている所ですね。

「Scar of The moon」の中にも、サブキャラはちゃんと出てきます。精霊になったヒルコと、ヒルコの友達のフィーナ、都市に住む霊のレガと、この中で唯一人間のレイチェル。

僕はモブと呼ばれるキャラクターにも名前を付けてしまうほうなので、しばしば登場人物の名前が多すぎて覚えられないと言われることもありますが、話のついでに出てきた名前は覚えなくて良いかも。

レイチェルは登場シーンが終わったし、フィーナが今後出て来るかは分かりませんが、ヒルコとレガは今後もルリとグリムに関わって行くと思います。

グリムはルリに「非常に強い、固執と知っても良いほどの思い入れ」をしているんですけど、ルリのほうはどれだけグリムが大事でも「素敵な友達」だと思ってるって言うところがこの二人です。

グリムにとっては、エスタは苦しい夢から自分を救ってくれた「ママ」で、ルリは自分の面倒をみてくれる「お姉ちゃん」なんですね。

本当の姉弟だったらシスコンって事なんですけど、本当の姉弟でないからこそ、ルリと自分を引き離すかも知れない奴を敵視するって言う心の働きがあったようです。

ルリが何故グリムを異性としてみていないかって言うと、ルリが12歳だってことと、何よりグリムが10歳の姿をしているからですね。

グリムの事は本当に家族だとしか思ってなくて、小さな弟の面倒をみているって言う気分なので、ルリにとってはグリムは恋愛対象じゃないんですよ。

この二人がもちゃもちゃわちゃわちゃしてウフフに成るんだろうなーって思ってる人もいると思うんですけど、多分期待には沿えません。

ルリは10年後にデュルエーナに行って「グリムのお墓を探したい」って言ってる通り、グリムをヒルコと同じ方法で成長させてあげたいって言う気持ちはあるんですけど、

精霊として成長してしまったグリムが、どんな姿を持って、どんな制限の中で存在する事になるのかは、今のところ伏せます。此処で書いちゃったら小説書いてる意味ないですしね。

今週の「都市霊」の回で出て来た「レガ」については、実年齢77歳のじーちゃんで、霊体になると12歳くらいの少年です。

物語上では語りませんが、彼はルリと同じく潜在的に魔力を持っていたので、眠ってる間に体を抜け出せるようになったんですね。

それで、選択できなかった人生の選択肢を選んで生霊として生活してるんですけど、彼が何故空っぽのパイプをふかしているかは、いずれに謎が解けるでしょう。