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時々徒然

それでは日記を書きます2

ナルニア国物語で、ジャガイモにバターを好きなだけつけて食べる…って言うシーンが出て来るらしい。俺も、一時期バターのおいしさにハマっていて、パンにでも米にでもなんにでもバターをつけていたことがある。

結果、太った。それだけ、栄養満点なんだね! って言う解釈もできるけど、「少量でカロリーオーバーしてしまう食べ物」であることも間違いない。

そう言った経験から、俺の家には「バター」と「マーガリン」と「マヨネーズ」を置いていない。特に困りはしないが、手作りのサンドウィッチは作れない家である。なのに、ごま油は置いてある。

聞くによれば、「マヨネーズ」って、ソースの一種なんだってね。ソースって言うと、大体の日本の人は「ブルドックソース」とか、「とんかつソース」とか、「おたふくソース」とかを思い出すと思うんだけど、西洋料理の「ソース」って言うものは、色々種類があって、その一つに「マヨネーズソース」って言うのがあるんだって。

それを、ご家庭で使いやすいようにチューブに入れて販売しているのが「キューピーマヨネーズ」とかの商品です。ついでにケチャップも、「ケチャップソース」と言うソースです。

これも聞いた話だけど、アメリカでハンバーガーが出来るより前の時代、ドイツ系の移民の人達が食文化を広めたんだそうだ。で、ドイツの食事って、何か酸っぱいものを食卓に用意するって言う…古い日本の食事で、漬物を必ず用意するみたいなのと似たような風習があったんだって。

だけど、当時のアメリカ大陸で採れる食物の中の「酸っぱい作物」って言うのが、トマトしかないと。そこで、トマトを使ったソースを作ろう! ってなって、ケチャップソースと言うものが出来ました。

ケチャップソースしか「酸っぱいもの」がないので、何にでもケチャップをつけて食べていたところ、アメリカ人は「ケチャップが無いと何も食べれない」って言う味覚を持つ人が多くなったと言う話。

俺も小学校くらいの時は、サンドウィッチに憧れた事があった。遠足とかで、海苔が水気でしなしなになっていて、味がほとんどしない米の塊…つまり、おにぎりを食べるのをわびしく思っていた。

骨付きカラアゲとかの入っている、他所の家の「ハイカラ」なお弁当を羨ましく思っていた。なんで俺の弁当には茶色い野菜の煮つけが入っているんだろう…と思ったりもしていた。

近年の小学校とかだと、「お子さんの好きなものをお弁当に入れてあげて下さい」って言うお便りが来るくらい、各御家庭の食事事情を露見するようなことは避けろと言われているらしい。

子供が嫌いなものをお弁当に「敢えて入れてあげる」のは、愛情じゃないんすよ。ドメスティックハラスメント(家庭内嫌がらせ)です。

もし、お子さんがその「きらいなもの」を残して来たら、お弁当を作った人は勝手に怒るでしょ? 自分の満足のために子供の弁当に試練を課したうえ、その試練をスルーした子供を、なんで試練を受け入れないんだって怒るでしょ?

遠くまで(もしくは山の中まで)歩くと言う試練を課されているのに、弁当にまで試練が! ってなったら、この上ない不条理だと思う。