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制作秘話



YouTubeアップボカロ曲。「Blank-A」の歌詞は?



タイトル「Blank-A」。作詞作曲:胎夢。歌:Mew


まがいものはすてて せぴあいろにそめて

およいでくふうせん くろいはねの天使


あざわらうだけの眼 ことばを拒絶する

くちもとはほほえみ ゆうやみにそよいだ


むかうその闇を あかくそめて 馬車道にのびる 影と灯

路地裏にのこる ひどくさめた 骸の呼び名 しらぬ いらぬ


なんどもなんども となえてみても


いつしか空白に いきてるだけになる

ずいぶんみはなした 世界をわらって眺めて 澄ましてる こまくをたたくおと


静かな空白に 黒猫の足跡 目の前を飛び越え 消えて行く足音

蘇る空虚と 死に絶えた雑踏に 消滅する心 消滅する音色


むかうその闇を あかくそめて 馬車道にのびる 影と灯

路地裏にのこる ひどくさめた 骸の呼び名 しらぬ いらぬ

きりさめがあらう あかいよぞら まちあかり やみをこがすように

静寂とナイフ 空に咲いた 純粋な赤で 息を止めた

なんどもなんども となえてみても


いつしか空白に いきてるだけになる

ずいぶんみはなした 世界をわらって眺めて 澄ましてる こまくをたたくおと



「Blank-A」について



いつもの実験曲とは違ったものです。今回は、「YouTube用の少し力入れた曲を作ろう」と言う、ややポジティブな気持ちで作りました。

動画作りにも力を入れてみたら時間がかかってしまったのですが、見どころは歌が終わった後のアウトロのMewさんでしょうか。

一瞬しか出て来ませんけど、久しぶりに気合入れて人物画を描いた結果、あの目力になりました。

Mewさんにしては胸がやけにでかいけど、デッサンで「ぽっちゃりした女性」しか描いた事が無いと、ああなります(責任転嫁)。

「Blank-A」と言うタイトルは、歌詞中に「空白」と言う言葉が数回出てくるので、「Blank」と言う単語を思いついて、女性名詞っぽくしたかったので、

「A」をプラスして「Blank-A」(読み:「ブランカ」)、と名付けました。

「A Blank」だと、「ある空白」と言う意味の通ったタイトルになりますが、「Blank-A」のほうが呼びやすいでしょ?

格闘ゲーム「ストリートファイターズⅡ」のキャラクターとは関係ありません(笑)。

アウトロのMewさんのかわりに、女装したストⅡの「ブランカ」が出てきたら、それはそれで爆笑ものですけどね。

YouTubeで検索してみたら、「Blank A」と言う外国のアーティストの曲がヒットしたので、ハイフン(「-」)をつけておいて良かったです。

今回は…なんか普通ですね。ボーカルがボカロだからボカロ曲なんだけど、ちゃんと調教を施したおかげか、少し人間ぽくなったかな?

調教のついては、下記の「作曲について」で語ります。



今回のボカロ作曲について



少しボカロボイスの調教を頑張りましたね。Bメロの「なんども なんども…」の所は、高音がかすれ声になるように調節してみました。

高音が少し声をはってる感じですね。

それから、後半になるにつれて少しずつ声が少女っぽくなるようにして、「ライブでそろそろ声帯疲れてきた」みたいになるようにしました。

全然ハモってないけど、コーラスを左右に分けて、かすれた声になるように調節して歌わせています。

ハモっていない理由は、音階もベロシティ(発音の強弱)もメインボーカルと同じだからです。音量を弱めにして、ハモると言うより融合させた声になっています。

曲調が今までのYouTubeアップ曲よりオフェンシブですが、進行形で作っている曲達の曲調が大体そんな感じ(戦闘的)だからでしょう。

ジャンルは…ロック? たぶんロック。ポップスではないです。

耳にする曲の幅を広げるため、クラ●ボンさんとかも聴いているんでけど、クラ●ボンさんが「ポップ」だとすると、やっぱり今作っている曲は、

あんまりポップではないですね。

今回は音圧が強よめですが、使ってるのは、ドラム、ベース、ギター(ツイン)、シンセ、と言う普通のバンドサンド形式です。

音圧の強さはミキシングの効果かな? ようやくミキシングの重要性を把握してきましたかね。日々成長して行かねば。