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制作秘話



2019年【10月の音響】について



全ては用意されていた。そして、何も宣伝をしなかった。だが、今回は「気負わずに出展したらどんなもんなのか」を再確認するための…いや、イベントの話は控えよう。

そんなわけで、10月のイベント参加前にこれらの楽曲を作っておいたのである。台風19号が通過する前には、データは揃っていた。

しかし、「時々徒然」にも書いたのだが、台風が通り過ぎてからアップをしようと思っていたら、物の見事にLANが故障して、約2週間の沈黙を余儀なくされた。

イベント後に電話で問い合わせたらすぐ直してもらえたのだが、イベント前はプレッシャーでそれどころじゃなかった。

宣伝すらできていない状態で気負わない、と言う事は、プレッシャーに対してなんの抵抗力も持たずに出かけると言う事なのだと言うことを知った。

以上の経緯がありましたが、月末〆切には間に合いそうです。【音響効果】も折り返し2回目。今回こそ、12か月連続更新したいですね。いつも何かトラブルに遭うから。

イベントのついての色々は、月一日記にでも書くので、月初をお待ちください。

イベントを過ぎたら、急に食が細くなりました。怠惰な暮らしをしてはいけないと思い…。11月以内には新しい活動も始めなければならないし。

時間と資金の勝負です。

カニカマが食べたい。

2019年10月



10月の音響「波」、「千年樹」について



「波」は、ポップスですね。和音をすごく無視した曲なんですけど、調教をちゃんとしたら、初音さんが結構普通に歌ってくれました。

「さやかに香るる」とか言ってるのに、「ラベンダー」が出てくるんですけど、もう、ラベンダーもさやかに香ってしまって良いだろうと思うんですよ。

ロングトーンで成り立つ4文字の花を思い浮かべたら、ラベンダーになったんです。「ひなぎく」でも「ケイトウ」でもよかったんですけど…「ケイトウ」は良くないか、さやかに香らない。

イカレタ旋律を歌ってる割には、普通にポップスです。和音を無視しても、曲って作れるんだーと言うことを学んだこの後の作品がどうなるかはよく分かりませんが。

「千年樹」については、最近テーマにしている「陰陽」のことですね。光と闇、昼間と夜、そしてその間にある時間、全部がこの世界を作っているのだと言う、よく分からない考え。

この曲も、比較的和音は無視しています。伴奏がピアノとベースとドラムなんですけど、ピアノは和音に忠実に。歌メロは、「なんか良い感じの音階」を作り出して、繰り返してるだけです。

エリックサティに捧ぐ(笑)。

イメージなんですけど、ちょっとだけバラードっぽくしたかったので、ゆっくりめの曲に仕上げました。

割と良い感じにできたと思います。



今回の作曲について



上記でも書いていますが、基本は和音を無視しています。ですが、長年培った和音使いとしての勘で、大体どのあたりに音符を置くとこんな音が出ると言うのは分かっているようです。

説明したくても、感覚的な物なので、レシピを提示できなくてすいません。

「波」のほうは、4打ちと言うものを使ってみました。伴奏は高音の音をピロピロ言わせたかったんですよ。

ニューエイジみたいな音も好きなので、空気感のある「ポーン…パーン」って言う音を使ってみたかったんです。音を詰めてしまうほうなので、最終的にはああなりました。

今回は、ボカロと伴奏にリバーブをかけてあります。説明するまでもなくリバブってます。今まで使ってなかった機能なので、前年までの【音響効果】を聞いている人には、耳馴染みが無いかもしれません。

リバーブの他に、ゲインを操作する方法も覚えたので、音質は少ししっかりして来たかと思いますが…wavデータの波形はすごくザクザクでした。

音質が悪いのはすごく自覚しているので、これからもミキシングについては要勉強です。

「千年樹」のほうは…ゆっくりなロック? よく考えたら、スローロックと言うジャンルもあるんだった。