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制作秘話



2019年【12月の音響】について



今年最終の「自分の曲について駄弁ろうのコーナー」です。

今まで、ストックの中から【音響効果】の作品を選出していましたが、今回はすごくフレッシュな曲です。

それまで作ってあったどの曲を聞いても納得いかなかったので、週末を使って0から作曲をして、その週の日曜日にはアップ出来ました。

歌詞も少し明るく(?)なったかな。

年末年始はサーバーが込むことを考えて、先週までには粗方のアップを済ませました。年末年始は時間が余ることになるので、創作活動をがつがつ行ないます。

最近の睡眠のループからすると、21時台まで起きているのがすごく辛いので、紅白も除夜の鐘も聞かない年末となるでしょう。

忘れないようにクリスマスカードと年賀状を入手しなければ。

去年は作画に力を込めすぎて、年賀状を送った人々からドン引きされたようなので、今年は可愛らしいネズミさんでも描きましょうか。

2019年12月



12月の音響「air color」について



この曲を作る本の先週に美術館に行って来て、そこで観た特設展の絵達が作詞の元ネタです。

僕は、あまり絵に添えられた説明文とか読まないほうなのですが、その時はなんとなく気になって、絵を観る傍ら、説明文を読んでたんですね。

ある画家さんが避暑地にしていた「大きな家」の話が色々と書かれていて、絵と、絵の描かれた背景である話を合わせると、なんとも感慨深いものがありました。

珍しいことに、帰りに売店で画集を買ったくらい、その展示会は気に入りました。

「air color」と言うタイトルは、詞中に出てくる「空気色」と言う言葉を英訳したものであり、絵の中に描かれていた「風」を、僕なりにどうにか表現しようとした作品ですよーと言う意味です。

「夏の家に来るサンタクロース」と言うのは、僕の中ではその作品群を描いた画家さんをイメージしたのですが、聞く人によって「サンタクロース」は違ってくると思います。

その辺りは、聴者さんの想いの向くまま想像してみて下さい。

言葉として表現した部分と、曲として表現した部分と、表現していない部分も含めて、全部であの作品です。

短時間で作ったので、と言い訳はしますが、もう少し楽器の音のセレクトを吟味しても良かったかな。

基本はオーソドックスなバンドサウンドで良いんですけど、シンセの部分が他の音を試してみても良かったかも。

でも、僕の中では秀作の方です。



今回の作曲について



上記でも書いていますが、約2日で作りました。ですが、ここで会社勤めの人は「出勤時間から退勤時間を2回」の意味だと思わないで下さいね。

クリエイターの言う「1日」は、24時間。2日は、48時間の事です。

飯は作業しながら食べるし、風呂はシャワーのみ、睡眠時間は最低限、酒飲みに行く時間なんてねぇって言う状態で作るわけですよ。

なのに、「(出勤から退勤2回の意味の)2日で出来るって行ったじゃん」って言うのは、感覚の違いなんですね。

そんなわけで、約48時間で出来た「air color」ですが、今回はベースが決め決めなんですよ。「音階のカッコイイベース」を目指しました。

途中で音階が思いつかなくなって、バッハの「アマリリス」をアレンジした音を奏でさせて、低音にしたのですが、原形が「アマリリス」だと分からないくらい良い感じに成りました。

「ドラムンベース」と呼ばれる、リズム隊だけの作曲物を発表する場もあるらしいです。ニコ動関係だったか、ピアプロ関係だったかは忘れましたが。

だが、あえてそう言うものにリズム隊を送り込もうとは思わないんですよね。カッコイイリズムが作れたら、ギターを重ねたいじゃないか! と思うほうなので。

もっと曲をたくさん作るようになって、ドラムとベースだけで全然聞ける! って言うものが出来ないと、たぶん「ドラムンベース」には参加しないと思います。

人の感覚はそれぞれなので、積極的に「ドラムンベース」に参加する人を否定はしませんが、僕は遠慮します。

今はそれよりテンポの速い曲をどう扱うかに苦心している所です。楽器音はそこそこ良い感じですが、歌メロに16分音符を入れるとケロる気がする。

ロングトーンの曲を作れば良いだけなのか。そうか。