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時々徒然

雨が降る冬

日本には四季がある。大体の外国にもある。しかし、一年中暑い国もあれば、一年のほとんどが冬で、短い夏(春?)があるだけの国もある。

国規模で考えないなら、南極は大陸があるが、ずっと氷の下だ。このまま地球の気温が上昇し続けなければ、の話だが。

ここの所、日本の冬は比較的暖かい。雪より雨が多い。去年、2019年の冬は、秋がずっと続いてるんじゃないかと思うくらい暖かかった。

そこで大打撃を受けたのが、ウィンタースポーツを売りにしている行楽施設、観光施設、商業施設、旅行会社、だ。

本当に山奥のほうしか雪が積もらないと言うのは、この国の気候としては異常なのだ。だが、人間は頑張った。山を見ると、スキー場の所だけ、雪の白い筋があった。

何処から雪を運んできたのかは分からないが、努力の跡がうかがえた。

今までの人生を振り返ると、12月はそんなに雪は降らない。降っても積もらない。クリスマスの時期には雪は降らない。降ると珍しいのでホワイトクリスマスと呼んで珍重される。

一番雪が降るのが、2月だ。3月は暦の上では春だが、「戻り雪」と言う雪が降ることがある。

気温として寒くなるのは12月か1月だと思うが、雪が降ったり、雪が積もったりすると、体感温度が寒くなる。

この時期になると、地獄谷と呼ばれる温泉地帯で日本猿が天然の温泉に入ってる姿がテレビのニュースで流れたりする。近年では、うたせ湯に入っているカピバラも。

雪の多い地方では、歩道に雪で壁が出来て、雪の壁の向こうの音が遮断されるくらいだ。

日本の小説とかで、「しんと静まっている」って言表現とか、マンガとかで静かな場面に「シ~ン」ってい擬音が使われてたりするけど、語源は多分「雪が降る音」だ。

古い言い方で、「雪が深々と降る」って言う表現がある。「深く深く降り積もる」って意味。

その「深々」から、漢字と意味取り去って、「しんしん」になって、それが擬音として使われたのだろう、と予測される。

僕は言語学者じゃないので、確定は出来ない。今まで言葉と言うもを扱って来て、「ああ、これだ」って思った人の意見として読んでくれ。

日本では、雪が降る時音がするのか? って思うかも知れないけど、音はほとんどしない。霰や雹が「パラパラ」とか、「バチバチ」って音を立てることはあるが、綿雪が降る時は音はしない。

先に書いた、「しんと静まっている」も、もしかしたら「深と静まっている」かも知れない。深く静まっている、と言う意味。

静けさに深さがあるのか、と、自分で書いてても日本語の「奥行き感」みたいなものを感じる。

日本人として〇十年生きてきてそんなことを思うくらいだから、本物の言語学者の人とかはもっと面白い事を知っているかも知れない。

論文よりも、ネタ帳があったら是非拝んでみたい。

そんな、雨の降る冬を過ごしている。オーストラリアは夏か…。オーストラリアのサンタクロースってサーフィンできるんだよね。なんでもできるね、あのじーさん。トナカイで空飛ぶし。

「サンタクロース」と言う職業もある。日本人でもサンタクロースと言う職業に就いている人が居る。

サンタクロースの共通言語は、「ホッホッホー」らしい。依頼を受けた家を訪れて、家にそっとプレゼントを置いて行く職だと言う。

欧州の何処かの国では、サンタクロースと言う職業のおじいさん達が山に住んでいるとか。

そうか。欧州ではサンタクロースは「仙人」みたいなものなのか。それは確かに、プレゼントをもらったらありがたいね。