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時々徒然

元気の前借は元気がないとできない

朝にココア(砂糖ミルク添加)を飲むようになってから、寝覚めが良い。頭がはっきりするし、これから活動するぞって言う感じになる。

その他に、ブラックコーヒーが辛くなった。飲めないわけではないが、飲むと疲れる。カフェインによる一時的な活性は、「元気の前借」と呼ばれるのだが、その前借する元気がない。

むしろ、俺はコーヒーを飲むと、今までのツケを払わされる。「はい。コーヒー飲みましたね。眠って下さい」とか、「はい。コーヒー飲みましたね。クリーム質の物を摂取して下さい」とか。

コーヒーを飲まないダイエットを始めて、今まで勤め先で異様にハイだったのは、過剰なカフェインによる作用だと理解した。

夢をよく見てたのも、体内にコーヒーの名残があって熟睡できていなかったからのようだ。

ココア生活に変えてから朝の活動量が増えても苦ではなくなった。頭はぼんやりしているが、行動は出来る。朝起きてココアを飲んで、布団を畳んでタンスにしまって、YouTubeを見る。

YouTubeを見ながら(聞きながら?)、ご飯を食べて着替えをして身支度を整え、時間があったら文章を書いて、バス時間ギリギリには間に合うように家を出る。

勤め先ではコーヒーは飲まないか、すごくコーヒー成分の薄いカフェオレを飲む。その他に紅茶も飲んでいたが、喉が渇くので麦茶に移行しつつある。

アールグレイをストレートで飲むのは阿保だと聞いたことがあるが、アールグレイはミルクティーが「定番」だと思ってるならそう思っていれば良いのだ。

個人が紅茶を楽しむのに、「必ずミルクを入れなければならない」なんて決まりはないのだ。そもそも、日本人の語る「ミルクティー」は、ミルクを入れ過ぎだと言う英国人の反感もある。

当HP掲載小説の中で、ナイト・ウィンダーグ様が「ダージリンは口に合わんな」と言ってる件があるのだが、その頃の俺のダージリンへの偏見を含めている。

しかし、今の俺がダージリンへの偏見が無くなって来ていても、ナイト様の口にはダージリンは合わんのだ。ナイト様の味覚はナイト様の味覚だから。

それから、ピクシブにアップしてある第二部のほうで、リッド・エンペストリーとレティ博士が茶を飲んでいるシーンがある。

輸入物の茶葉に家庭菜園のハーブをブレンドしたお茶である。茶葉の産地はイディーシュと言う国のキャルティと言う土地。

茶を飲みながら駄弁っていたリッドがそれを「オリジナルブレンド」と呼び、レティ博士が「コーヒーじゃないんだからオリジナルブレンドはないだろう」って言うシーン。

紅茶でも、茶葉とハーブとかの組み合わせで「オリジナルブレンド」と言うのは存在する。ルピシアなんてオリジナルブレンドだらけだ。しかし、このシーンではあえてそこは正確に伝えていない。

何せ、その後コーヒーの話に移行して、アベルと鬼火のリールーの話に持って行かなければならないのだから。

アベルがドリップ式のコーヒーを目覚めの一杯にしていた件も書かれている。アベルにはまだ「前借する元気」があったんだろう。

登場人物達の健康のために、サンドイッチやマフィンだけじゃなくもっと美味しそうなものを食べさせても良いかもしれない。

ルチカは自分の食べたい物は自分で作ると言う、家庭的にも思えなくはない特技がある。経費は安くてお腹いっぱいになるためには自炊をするしかないと言う意味もある。

そして、彼女の料理はずーっと昔から「自分の体調に合った味の調節」をして作っているので、他人が食べてみて美味しいかどうかは分からない。

ルチカは頑張り屋さんで、行動力もあって、料理が出来て、説得上手。ただし、口うるさくて、潔癖症で、時間に細かくて、業務に忠実である故ドライ。

同じ家に住んでるとか言う慣れあいは彼女に存在しない。

使ったバスマットを交換される、使った風呂は汚いと思われる、洗濯物は完全に別で洗われる、と言う「男って不衛生」と言うルチカの潔癖に耐えられる男なら、彼女と結婚出来るかも知れない。