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時々徒然

ぺろんと作曲

コードをセッティングして、ひたすら音符を描いて行く。AメロBメロサビを、懇切丁寧に作る。で、繰り返す。間奏作る。Cメロ(落ちサビと言うらしい)作る。Bメロ長めに繰り返す。サビ繰り返す。

イントロを後のほうに持って来て繰り返す。そしてアウトロ作る。ようやく3分以上の曲になる。

長いサビとか、音がひとつずつ増えていく前奏とかあると、繰り返しも少なくて済むんだが、今回作ってるのがBPM120の曲で、なんとなくバラードっぽいものなんですよ。

もちろん、バラードを作る前に、BPM185のイカレ曲も作ってあるので、「これは仕事だ」って思いながら、ひたすら耳障りの良い音を繰り返す。

耳障りの良い曲が悪いとは言わないが、自分で曲を作ってる感じはしないよね。なんか怠けてる気がしてしまう。

だけど、4コードしか使わない事はいっぱいあるし、たまには和音に忠実に曲を作っても、ありだろうと。

そして、伴奏が一通りできた段階で、一旦置く。後からシンセを追加することを考えている。ストリングは既に使っている。

バラードって、使う楽器なんやろ? って思って、一応グランドピアノ主体にした。ギターは背景音。ベースはルート弾き。そしてドラムは電子音をほぼループ。どんなバラードだよ。

ピアノが主になると、歌メロの入る余地とかが問題になって来るんですね。それはもう、ピアノのメロを歌ってもらおうかと。和音の部分は、和音のどれかの音を歌ってもらおうかと。

学校の合唱とかでは、ピアノが歌メロを奏でているので、ピアノの使い方としてはおかしくはないと思うし。

作ってる間、「俺、こんな楽して曲作ってて良いんだろうか」って思ってたけど、それが世の中で「キャッチー」なのなら良いじゃないかと。

ついでに、あんまり自分一人で歌詞を考えていると、どんどん「輝く未来はないんでしょ(GUMI曲『Candy Pop』)」になって行くので、作家業に他人様を巻き込むことにしました。

知人達に作詞を頼んだんですね。原形だけでも考えてくれと。そこから俺が、使いやすいようにアレンジするからと。

「グロイ言葉」と「罵り言葉」はNGで、テーマは「冬」。季節柄のイベントごとの歌でも良しと。期間は長めで、最長3ヶ月かかってもOKにした。

どうせボカソンになるならpiaproとかで作詞募集すれば良いのかもしれないけど、俺が使いやすいように変えてしまうって言う前提を許可してもらうために身近な人に頼んでみた。

作詩を書いてもらった曲は動画にします。曲がたくさん必要な状態に自らを追い込んでいるので、どんなアイデアでも必要なのです。

家に帰ってきてから3時間で一曲出来た。苦労するだけが作曲ではないが、本当にこれで良いのか…。