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時々徒然

5分間に悩まされる

音声トークのコーナー「朔月夜」で、4分30秒くらいのセルフカバー(修業中)の音源を展示したのですが、約30秒しか喋る時間が無くて、色々説明不足なので説明の部分を此処に記します。

まず、今回の課題曲がGUMIの「風神」で、今年の9月に参加コラボに提出した曲です。フラストレーションを叩きこんだ曲なんですけど、改めて聞くとすごく不協和音が美しいなと。

今回も歌が下手って意味でやべぇんですけど、なんと言うか、編集をほとんどしてないんですよ。音源にリバーブをかけて、全体に「AM RADIO」のエフェクトをかけただけ。

発音が食い気味とか、強弱がおかしいとか、色々難あり物件なんですけど、第一に時間が無かったのと、第二に耳が騙されて「何処がおかしいのか」が分からなくなってたんですよ。

僕のあのおかしな歌を聞いてから、GUMIの「風神」を聞くと、すごくGUMIが歌上手いって思います。

「風神」は、ピアプロの検索で「LuNaRhyThm」って打ち込んで検索すると、コラボ「一つのテーマから…」さんの名前で出てきます。

GUMIの歌ばっかり歌ってますけど、声質的にGUMIが合うんですよね。僕のキーは低いけど。GUMIの声は厚みがあるので、低くてもごまかせるって言うのがあるのかも。

それと、今回、勢いで歌を歌って、ほぼそのままアップした…って言う状態を経て、今までなんで3曲しかアップしてないの? って言う疑問が出てきて。

修業と銘打って、どんなにボロカスな状態の歌でも「提示する」って言う条件を課したのだから、どんどん歌ってどんどん編集してどんどん展示しよう! って、今更思った。

どんどん編集って言うのは、主にミキシングの事ですね。ミキシングの力がつかないと、どれだけ声が綺麗に録れても(綺麗に録れたためしはないが)伴奏と馴染まないとかあるんですよ。

音声トークのコーナーで発表する曲としては、5分以上のものは使わないって言う前提があります。5分に収まらないとコーナーとして成立しないので。

課題としては、音程とリズムをしっかり把握して、声として発するって言う事なんです。音程を理解していても声として発せないと言う事は、脳がまだ未熟であると言う事なんですよ。

絵を描くのと同じで、目で見て手で描くじゃないですか。その再現する正確さがしっかりあるほど「脳が情報を理解して把握している」って事なんですね。

歌も「声を使う」と言う技術なので、どうすればこの声が出るんだって言うのを脳に理解させないと成らない。

ボカロ曲を練習するのも良いのだが、一般アーティストさんの曲も練習してみよう。特にデータとして提示したりはしないけど。

若干深めのリバーブをかけた後、ショートのディレイをかけると「機械ボイス」っぽい声が作れることを発見したので、修行中にその声で遊んでみても良いかな。

そして「セルフカバーこっそり発表会5回目」は、音声トークが70回更新を記録しないうちに更新します。

宣言しておかないと「いや、まだこの声では…」とか、尻込みしてしまうんですよね。

なるべく録音の機会を増やして「良きボイス」を録っておいて、ちゃんとミキシングして、「現状では納得の出来」と言いたい。

恐らく、5回で折り返しではなく、これは階段なんだと思う。10回目まで登り続けると言う修業の階段。

お前、歌練に14ヶ月かけるつもりかよって話なので、今までサボってた? 分、コンスタントに歌練発表はしていきたいですね。なるべくキーを上げられるように頑張ろう。