動画を作り始めました
素材はいくつか用意してあって、ようやく動画自体を作り始めました。先日も記述していますが、液タブが正常に使えなくなったので、今回も自分で絵を描くのを諦めました。
ピアプロでいくつか絵を見繕ったのですが、鏡音姉弟で、シリアス寄りで、クール系の絵とかは大体借りられていることが多い。借りられていても動画に使われて居なければ、動画用としてお借りすることもあるのですが、既に動画に使われていることも多い。
なので、鏡音だけにこだわらず、ミクが一緒に描かれている「リン・レン・ミク」の絵を探したのですが、これも大体使われている。
使われていないし、割とたくさんある組み合わせだと、何故か「レン・ミク」の組み合わせの絵が多数見つかった(探し方が悪いのかも知れない)ので、ボカロボイスのほうを「レン・ミク」に変えました。
ついでに、普段あんまり気にしない「ダイナミクス」の調教を、今までに比べたら比較的細かく設定しました。ダイナミクスをいじると、発音の子音が尖るんですけど、全体的に明瞭な声になるんですね。
世の中には、一言単位で調教を施している人もいるので、そう言う人は本当に…こだわっているんだなぁって思います。こう言う歌い方をしてほしいと言う事に対して、情熱的に成れると言うか。
そして、調教と言うものを細かく設定する事によって、ボカロが「綺麗な声」とか、「加工したような声」で歌ってくれると言う事をみんな知っている…いや、俺も知ってたんですけど、調教によるボイスの変化への情熱が無かったんですね。もう、音符通りに歌ってくれれば感激みたいな。感激の指数が低かったと言うか。
だけど、これもまたひねくれたことに、ミクオのボイスを作る事によって、「なんかこいつ(ミクオ)って…意外としっとり歌うやん」ってなって、それまでほとんどいじって無かった「オープニング(口の開け方の大きさ)」とか、それこそ「ダイナミクス(声の大きさ)」とかの数値をいじるのが面白くなって来たんです。
すごく前も解説したかもしれないけど、ミクオボイスを作る時に「オープニング」をいじったのは、女の子が男の子の声を出すときに、喉を開くほか、多少口の中で籠らせることがあると言う事を知っていたので、「口の開き方がMAX」の状態だと、それっぽく聞こえないだろうと判断したんです。
で、口の開き方を加減したら、なんか「男の子がファルセットで艶っぽく歌っているボイス」みたいなのが出来たんですよ。僕の作るミクオボイスは少年の声なので、多少女の子っぽい感じもなくないんですけど、ミクと比べると全然違うんです。そこで、歌の一部をミクのボイス(声質低め調教)で歌ってもらって、ミクオの声がしっかり低くなっていることを比較してみました。
絵が描けなくなった代わりに、1週間くらいずっとそんな事を続けてたんですね。来る日も来る日も調教。楽しいから辛くはないんですけど、作りこもうとすると「もっとこう出来ないか」とかの、理想をどんどん求めてしまうんですよ。
ピアプロに掲載していた時のミクオボイスが、濁ってるのをピッチレンダリングで直してあるのを反省して、後から効果を入れなくても、しっかり綺麗に聞こえるように頑張ってみました。
ミクオ曲のほうの「ダイナミクス」は平坦にしかいじってないので、抑揚をつけると成れば、再び追加調教が必要です。
「レン・ミク」の曲は、調教にこだわったほかは、普通にいつも通りの曲ですね。今回も初心者なりに動画の絵面のほうも頑張って作っております。
カメラワークを操作するが面白いんですけど、目標としては「なんだこれワケわからん」ってなる動画が作りたいです。今のところはそんなに込み入った工夫も出来ませんが。
今の所と言う事は、いずれは込み入った工夫が出来るようになるのか…って言うのも、今後の勉強次第かな、と。