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時々徒然

ボカロ調教中

現在、曲の煮詰めと歌詞の煮詰めとボカロ調教の煮詰めを、同時進行しています。曲のほうは、ギターの音(特にギソロ)がどうしても気に食わない。歌詞の一部もイマイチパッとしない。そんな所を直しながら、ボカロに何度も調教前と調教後の歌を歌ってもらうって言う作業を続けています。

音が小刻みに切れて音程は真っ直ぐって言う所があるんですけど、調教なしでGUMIに歌ってもらったら、すごい勢いで棒読みだったので、またしても鏡音リン・レンに助けてもらう事になったんですよ。

鏡音は元々機械っぽい真っ直ぐな声をしているので、真っ直ぐな音程でもナチュラルに歌うんですけど、調教をしっかりして行くと、段々「人間っぽい聞き取りやすい声」に成って行って、やはり下手に操作パラメーターがあるわけではないんだなと思いました。

今のところ、メインボーカルがリンでコーラスがレンなんですけど、調教次第でナチュラルになるのであれば他のボカロにも歌ってもらってどうなるか様子を見たい気もします。

で、歌詞ですが。曲調は明るめで、歌詞は陰惨なんですよ。後半になると「救いのない中の救い」的な表現になるんですけど、そこに運んで行くまでの中間地点くらいの表現に悩んでいます。

どっちつかずな表現をあえて組み込まなきゃならんのだなぁって思いながら書いているので、シャープでマッドでもソフトでクリーンでもない表現を探していますね。もちろん、メロディーラインは決まっているので文字数制限もあります。

ギソロの部分は単純に音数が少なすぎるので、和音を重ねたり、そもそもギターの単音じゃなくしたり、むしろ単音を3つくらい重ねたりしたほうが良いのかなーって思ってます。今使ってるDAWで出来る限りのことを模索する時なのかな。

今まで、ポップにしなきゃと思って、音を間引いて間引いて、しかも僕の大好きな低音をごっそり無くして、すげぇペラッペラな曲を作ろうとしてたんですけど、それなんか楽しい? って自分に聞いても、そんなに楽しくないなぁってなったんですね。

だから、原点に戻って「自分が好きだと思う音の曲を作ろう」って思ったんですけど、そもそも自分がどんな曲が好きだったとかを忘れてて、今はYouTubeで、昔聞いてた曲とか、最近の好きな曲とかを何度も繰り返し聞いてます。

音に掛けられる時間は明日までと言う期限を付けてあるので、最初に上げた3つをどうにか明日以内に仕上げなければなりません。

そこから11、12、13日で動画を作るんですが、途中で音や歌詞が気に食わなくて作り直す可能性もあります。

今日もなんとか0時前には眠る準備ができるように、これから音像を弄り回すとします。

(8月10日。結局今回の曲もミク曲になりました)