制作秘話
YouTubeアップボカロ曲。「紅葉」の歌詞は?
タイトル「紅葉【Beni-ha】」。作詞作曲：胎夢。歌：Megpoid
視界 目眩 くらむような 闇の中に 浮いた金貨
裂いた欠片 漂泊する 墨の雲が 包む女神
冷徹な鏡 映す真実 左右不対称 不思議な国で
出逢うはずも 無かった想い 凪いだ空に 騒ぐ水辺
冷徹な鏡 映す真実 左右不対称 不思議な国で
誓い願う 絵空事に 変えてしまうホントなんて
要らないのだから
瞼開けた 景色止まる フィルム焼けた 視界冷えた
咲いた花は 凍る画面 いつまででも 鮮やかな絵
冷徹な鏡 映す真実 左右不対称 不思議な国で
騒ぐ紅葉（べには） 風の舞に 見とれ描き 僕は黙る
南から吹く 白い吐息の 失う熱は 太陽を呼ぶ
静寂が聴こえるから目を閉じ歩む
朱(あけ)に染まる紅葉(べには)吹かれ舞うの はらり
はらりはらりひらりひら
冷徹な鏡 映す真実 左右不対称 不思議な国が
冷えて行くまで見えない「本当」 凍りつく時 蘇る森
静寂が聴こえるから目を閉じ歩む
静寂が聴こえるから目を閉じ沈む
冷徹な鏡 映す真実 左右不対称 不思議な国で
出逢うはずも無かった想い 凪いだ空に騒ぐ水辺
冷徹な鏡 映す真実 左右不対称 不思議な国で
誓い願う絵空事に 変えてしまう「本当」なんて
要らないのだから
静寂が聴こえるから 目を閉じ想う
凍る星叫んでいる いつかの空で
消えるさだめだけど
「紅葉【Beni-ha】」について
正直に申し上げますと、この曲自体は、結構前から出来上がってたのです。そこに、画像で味つけしたって感じですね。
僕の場合、動画は一気に作り上げたい…と言うか、間を置くとワケが分からなくなる画像が多いので(似た絵が多いって事です)、
一気に作ってしまうのですが、今回は「クリエイターズ・ハイ」になるほど、一気に作るにしては終わらない作業でした(汗)。
歌詞を描きこむ段階で、「書いても書いても終わらねーぜ(笑)」みたいになって、怪しく微笑みながら作業していましたよ。
でも、世の中にはもっと手の込んだことを…半年掛かりとかで作ってらっしゃるクリエイターさん達もいるので、そのプロ根性を…みならいたいです。
が、どっちかと言うと曲があるならさっさとアップしたいほうなので、せめて一週間掛かりとか…そのくらいなら、見習える、かな?
曲のほうは、最初、現在制作中のCD曲にしようかとおもっていたのですが、イメージが合わなくてCD曲からははずしたものだったんですね。
でも、こうして日の目をみたので、曲はなんぼ作っておいても、損はしませんね(笑)。
ボカロ作曲について
UTAUに比べたら、非常に簡単です。
僕の使っているDTMソフトだと、伴奏と歌メロを同時に作れるし、歌詞の書きこみをして直接ボカロエディタにその歌詞を移すことができるので、
入力ミスさえなければ…スコアに慣れている人なら、3日もあれば1曲できると思います(と、文字オタクは語る)。
スコアエディタのMIDIファイルをオーディオファイルにする方法などの手順などは、ソフトの販売会社に「ヘルプ」から聞く事ができます。
ボカロボイスと伴奏を組み合わせてウェーブファイルにするための、「ボカロ合成」と言う作業の方法も、ボカロの販売会社のHPで見る事が出来ます。
もちろん、UTAUと同じように、ボカロボイスだけウェーブファイルに(ボカロ合成)する事もできるので、伴奏のみにエフェクトを使いたいと言う場合も、
ボイスと伴奏を別々にウェーブファイルにして、エフェクトを加えてマージすると、UTAUの時と同じような作り方でボカロソングを作る事もできます。
と、つたない説明ですが、今の所の僕の作曲物は、UTAUは別々のウェーブファイルのマージ、ボカロは「ボカロ合成」で作っています。
ボカロ合成だと、MIDIから音質を変えるので、音は綺麗になるんですが、ちょっと迫力に欠けるのが悩みですね。
その場合、合成前に、ボイスのミキサーと、伴奏のボリュームと、マスターボリュームの表示される簡単なミキサーが出て来るので、
ボカロエディタで歌を歌わせながら、音量やボイスの調節なども行なえます。
もちろん、伴奏のみのミキシングも必要なので、大体どの音楽ソフトにも、ミキサーはついていると思います。
後は、ぶっちゃけ、慣れです。
そして、「困ったときは調べる」。
今は、ボカロに対しての色んな情報が、ウェブ上だけでなく、本屋さんでも取り扱われていますから(調教の専門書等)、諦めないで頑張って下さい。
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