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月々徒然

最終月

今年の最終月になりました。作曲について、「別に好きに曲を作っても良いんだ」って思うようにして、好きに3曲ほど作りました。

一つは明るい系パンクで、一つは悲壮感って感じで、もう一つはファストビートギターリフ曲。いつものラインナップだなと言えばそうだと思う。

音で遊ぶ心持ちがあった時は、器楽曲楽器で、バンド編成とかの曲を作ったりもしていたので、そう言うのをまた作れたら俺復活って言うか。

なんかね、気にし過ぎだったんですよ。民謡って言われたのを。たぶん言った方はけなしたつもりはないと思うんだけど、ワールドミュージックって、民謡って事なんすよ。

ケルト調の曲とか好きだし、ボサノバも好きだし、民謡っぽいニュアンスって言うのは無くはなかったんですよ。リズムが民謡とかね。

そのバスドラの3連符は何だい? って言う感じで。それで、リズムの民謡っぽい所を直して、ドラムがもたつくとか、ベースとドラムがあってない所とかを、徹底的に矯正した。

そしたら、(今までと比べたら)すごくカッコイイドラムンベースが作れるようになった。味はないけど口当たりが良いって言うか。

その他に、コード進行を勉強し始めた。今まで、コード進行は「なんか自分が聞いて気分良い音」とかで組み合わせていたので、王道を知らなかったんですね。

耳で覚えたり、アーティストさんの演奏動画とか、聞きかじった事とか、そう言う独学で進めていたところを、「作曲の本」に頼るようになった。結局独学なんですよ。

独学と言えど、今まで勘で作ってたのと、ちゃんと図解と文章で説明してもらってあるのじゃ全然違うので、王道と言われるコード進行とかで苦手な分野の曲を作ってみようかと。

その作曲の本には、「セオリー」と「こだわり」の両立をすると、「オリジナル」が作れるって書いてあったけど…今まで、ほとんどこだわりだけで曲を作っていた気がする。

「セオリー」を学べる機会が無かったと言うか。

ロックの作り方の基礎の学習とか、スコアの完コピとかしたことあるから、全然「セオリー」を知らないわけではないけど、曖昧ではあったよね。

今回DTMの初心者~中級者向けの本を改めて買ってみて、「要らない知識が書かれてない」って言う事にまず感動しました。頭が混乱しないと言う意味で。

余計な知識も書かれていることによって知識は深くなるけど、全部の知識が役に立つわけではないって言う事ですね。

この度買った作曲の本でびっくりしたのが、「ABサビ間奏大サビ」って書いてあったこと。俺は割と「ABサビ間奏ABサビ」って言う作り方をしていまうので、2ループ目の「AB」は要らないのかなと。

「大サビ」の定義を調べる必要があるので、あまりさっくりと2ループ目「ABメロ要らない説」を信じるわけには行かないが。

AメロBメロを抑え気味で作ると言う作曲方法もあるのだが、みんな口をそろえて「高い音域の歌が歌いたい」って言うので、歌メロはなるべく高音で作ってます。

その影響で最終的に、何処がサビか分からなくなることもある。

ポップスを作って消えたくはないので、なるべくセオリーを守りながら自分のこだわりに忠実に作曲生活を続けます。