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時々徒然

なんかフラフラする

家に帰ってきてから、作家業中、家が軽くゆらゆらっと揺れた。「あ。地震だ」って思って、とりあえずデータを保存してパソコンを閉じた。揺れはすぐ微震になって消えた。

その後、しばらくなんかフラフラする感じがした。だけど、電気のひもを観てみても揺れてない。ああ、これは俺が揺れてるのかって気づいた。

よく考えてみたら、夕飯に「ヴィダーイ〇ゼリー」しか飲んでない。米でも食べようと思って、レンジにパックご飯を入れようとしたら…2時間くらい前に温めて放っておいたおでんがレンジの中に。

食に関して関心が薄いって言うのは自覚していたが、もし米を食おうとしてなかったら、レンジの中でおでんが腐る所だった。

パックご飯も開封してしまっていたので、今日は少しゴージャスな夕飯を食べた。米とおでん。米(主食)に、おでん(主菜汁物)がついている。

昼にカニカマを食べた時、全身に染み入るように美味かったのだが、練り物は本当にご馳走ですね。

普段から肉を食べないと分かる味覚の変化があるんですよ。ちょっとした理由で肉を食う事になると、「良い肉かそうじゃないか」って言う事に気づく。

ここでの、良い肉の条件と言うのは、鮮度とか、変なにおいがついてないかとか、保存状態が良いとか、総じて健康な肉かどうかかな。

今の勤め先に行くようになってから、お付き合いで餃子とかを少し食べたりするんです。その餃子は、ちゃんとした健康な味がします。癖無し、臭み無し、腐って無し。

海老シュウマイと間違えて普通のシュウマイを食べる羽目になった事もあるのですが、そのシュウマイもそんなに不健康な肉じゃなかった。

出汁を出す目的でラーメンに投入されている肉については、「脂ぎりすぎていて食えない」って言う場合と、口に入れて、咀嚼して、飲み込んでも、特に美味しいとは思わないって言う場合がある。

肉を食わないなら食わないで普通に生活できるので、なんで自分が肉を食わないのかって言う理由がぼやける時があるのだが、やはり俺は基本的に肉を美味しいと思わないんだ。

おまけに、何らかの理由で肉を食った後は、顔の皮膚が脂ぎってくる。体調にも影響されるのだろうが、顎裏と首の皮膚が荒れる。

そう言う嫌な影響を我慢してまで肉と言うものを摂取したくないのだ。下手な腸詰よりカニカマのほうが美味しい。飲み会でもソフトドリンク派だし。

別に俺は禁欲的なのではなく、世の中で美味しいとか、気分が良いとされるものが、ことごとく体や気質に合わないのだ。

唯一好きな酒っぽいものが、梅ジュース。小説の中で、「アプリコットサワー」と言う酒として登場させたくらい好きだ。梅と氷砂糖が発酵して、ちょっとだけ酒っぽくなったくらいが美味しい。

市販の梅酒は「酒」って感じで、あんまり美味しくない。俺の脳は恐らく、「とにかく、糖分を、よこせー!」って、言ってるんだと思う。だから甘いものが好き。

宮沢賢治の「やまなし」を読んで、川に沈んだ梨が発酵して良いお酒になる…と言う件にかなり興味があった。

飲めば飲めるし、どちらかと言うと20代前半はカクテルやチューハイをごくごく飲む方だったのだが、二日酔いでゾンビになるので飲まなくなったんです。

現在はカニカマを食ってソフトドリンクを飲んでれば幸せなんだから、経済的な生物だと思う。粗食過ぎると貧血につきまとわれますけどね。

冬はちゃんとおでんを食べよう。練り物もそうだが、出汁で煮込んだ餅巾着が食べたい。そのために、フライパンを捨てても鍋を残しておいたのだから。