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時々徒然

あと3年後のことを予測している本の話

朝から駄文を書いたり、音声トークの台本を書いたりと、忙しい朝! みたいな状態から、通勤バスの中で、「僕達の洗脳社会」のブログ版を読んでいました。

一気に読むには文章量が多いので、ブログのページを開いたまま昨日から隙間時間で読んでるのですが、その間も通信料が発生してるみたいです。ギガ無制限プランに入っているので、速度制限はないんですけど、スマホ代がいくらになるかが怖いかも。

「僕達の洗脳社会」は、1995年に書籍が出版されていて、岡田斗司夫さんと言うとても面白い人が書いた文章なんですけど、30年後の未来を「パラダイムシフト」と言う視点から予測しているって言う内容なんですね。

岡田斗司夫さんはYouTubeでもアニメの解説とか古今東西の物事の考え方とかを解説していらっしゃる方で、大学で世の中の見方や、問題の捉え方なんて言う話の講義をしたりもしています。それを知ってるなら「さん」は軽薄ですね。以下、岡田斗司夫先生と呼びます。

岡田先生は、世で言う肩書では「社会学者」と呼ばれるけど、ご本人は「オタキング」と呼ばれたがると言う、とてもユニークな人物です。

その方の放送しているYouTubeの動画で、先も書いた「僕達の洗脳社会」と言うご自身の書籍を紹介していて、すごくインパクトのあるタイトルだったので、覚えてたんですね。

で、無料で読めるブログ版がネットで公開されていると言うので、読んでみたと。

昔の人(蒸気機関発明当時くらいの人)が想像していた、未来の馬車とかの、未来には「機械化された19世紀」があるって言う風に取れる想像図とかが載っていて、現代の人がその「機械化された未来」の想像図を見ると、ほほえましくなってしまうんですけど、それと同じことが現代(1995年台)でも起こってるんじゃないかって言うのが話の始まりくらいです。

詳しい書籍の内容は、ぜひ検索してみて下さい。

読者としての僕個人は、その本を読んでる最中と、読んだ後で、それまで何となく腑に落ちなかった問題がいくつか解決しました。

この本を読む数日前に、僕はある人の人生相談を受けてて、「その人の生活条件が上手く行くような案は出せたけど、それで本当に大丈夫なのだろうか」って思ってたんです。僕の出した案がって事じゃなくて、その人の人生が大丈夫なのかって思ってたんです。

だけど、その感覚は僕が「シフト」する前の古い価値観を持っているからそう思うのであって、僕に相談してきた人は「そう言う生き方でも全然困らない」って言うのが分かったのですよ。

その人は、新しい価値観とライフスタイルで生きているから、僕にとっては「不安」に思えることも、全然不安じゃないんです。

前の価値観の世代には、新しい価値観の世代が理解できないって言う事も、「僕達の洗脳社会」には書かれていて、確かになぁって思う所があったんです。

世の中に大規模な価値観の変容が起こってるのだから、頭は適度に柔らかく、柔軟に生きて行きたいですね。